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「スポーツマンNo.1決定戦」などのテレビ番組制作会社が自己破産を申請
帝国データバンクは14日、テレビ番組制作・イベント企画会社の株式会社モンスター・ナイン(東京都港区)と関係会社の株式会社デジタルナイン(同所)が、11月11日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けたと発表した。
帝国データバンクによると、モンスター・ナインは、2005年2月に設立され、テレビ番組の企画・制作を主体とするほか、アミューズメントパークを経営していた。具体的には、TBS系「スポーツマンNo.1決定戦」、「サスケ」、「KUNOICHI」などの特番や、テレビ東京系「ソロモン流」、TBS系「筋肉祭」といったレギュラー番組を手がけ、「マッスルパーク」をお台場、北海道千歳などに展開し、2008年3月期には年収入高約31億5000万円を計上していた。
しかし、番組制作の受注が減少していたことに加え、2011年春頃に実施を予定していた大規模なイベントが中止になったことや、千歳マッスルパークが客足減少から2011年8月末で閉園したことで業況は大きく縮小していた。
一方、デジタルナインは、1997年6月に設立されたイベント興行事業者。具体的には「マッスルミュージカル」と称するショーで、元体操選手などがアクロバティックなスポーツショーを行っていた。2009年3月期は年収入高約17億円を計上していたもようであるが、震災後の「マッスルミュージカル」が全て中止になったことに加え、2011年10月以降の再開のメドが立たなくなり、事業継続を断念し、今回の措置となった。
負債は、モンスター・ナインが債権者約104人に対し約18億600万円、デジタルナインが債権者約116人に対し約17億6000万円で、2社合計で約35億6600万円。
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