【注目の決算発表】ひらまつはストップ高、連続最高純益予想に自己株式取得がオン

2011年11月14日 16:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ひらまつ <2764> は14日、1万円高の6万3400円とストップ高し、8月9日につけた株式分割権利落ち後安値5万2000円からの底上げを鮮明にした。

  前週末11日大引け後に9月期決算を発表、前期は、期初予想通りに連続して過去最高純利益を更新して着地し、今期も続伸を予想して市場コンセンサスを上回り、さらに自己株取得も同時発表したことも歓迎して割安ディフェンシブ株買いが増勢となっている。

  前期業績は、前々期比0.8%増収、14%経常増益、2%純益増益と続伸した。東日本大震災の影響で消費自粛ムードが強まったが、6月以降には震災前水準まで戻り、ブライダル施策、ケータリング施策などの営業戦略を推進したことが要因となっており、純利益は、震災関連損失、資産除去債務損失の計上を吸収して過去最高を更新した。

  今期業績も続伸を予想、純利益は、10億5500万円(前期比23%増)と前期の過去最高を連続更新するとともに、市場コンセンサスも約1億円上回る。自己株式取得は、上限を5000株(発行済み株式総数の3.34%)、4億円、取得期間を12月1日から来年3月31日までとして市場買い付けする。

  株価は、今年7月末割り当ての株式分割の権利をスンナリ落とし、5万円台下位での底固めを続けてきた。PER7倍台の割安修正で一段の底上げ展開が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】メガネトップは前半の好業績基調をキープできるかが焦点になる(2011/11/11)
「企業業績の悪化」を織り込む展開へ=犬丸正寛の相場展望(2011/11/11)
【太陽光発電関連特集2】さまざまな発電方式の種類が開発・量産(2011/07/20)
電子書籍関連銘柄特集(2)=電子書籍本格普及へのカギは?(2011/05/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事