【銘柄診断】エイブルCHINTAIは権利付き最終を前に配当取り高まり13連騰

2011年10月25日 18:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エイブルCHINTAIホールディングス <3272> は25日、2円高の418円と2日間の変わらずを含め13営業日続伸した。26日の権利付き最終日を前に同社の期末配当11円を取る配当利回り買いが増勢となっており、10月決算会社の配当高利回りランキングで上位にランクインしていることが意識されている。

  同社の今10月期業績は、東日本大震災の影響で、需要期の春先に企業の転勤需要が減少したことなどを要因に下方修正し、純利益は期初予想の92億円から81億円に引き下げた。ただ配当は期初予想に変更はないとして第2四半期、期末とも11円とし、年間22円の配当を実施する。

  株価は、6月の今期業績の下方修正で下ぶれたが、自己株式取得・自己株式立会外買付取引(買付価格398円)で400円台を回復、好配当利回り買いも下支えになって400円台下位でもみ合っている。年間配当利回りは5.2%、PERは3倍台と超割安であり、下値での配当取りに一考余地を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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