【注目の決算発表】東宝は今度は通期業績を上方修正も利益確定売りで急反落

2011年10月12日 18:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東宝 <9602> は12日、22円安の1337円と急反落した。11日大引け後に9月27日に上方修正した今2月期第2四半期(2Q)決算の開示に合わせて、今度は2月通期業績の上方修正を発表、減益転換率を縮小するが、利益確定売りが先行した。

  2月通期業績は、期初予想より売り上げを36億円、経常利益を42億円、純利益を26億円それぞれ引き上げ、純利益は、100億円(前期比12%減)と前期の過去最高からの減益転換率を縮める。

  2Q業績が、東日本大震災の影響で厳しい状況の継続を見込んでいたが、主力の映画事業で夏季の電力需給対策の影響が軽微にとどまり期初予想を上ぶれて着地しており、この2Q業績を踏まえて通期業績も上方修正した。

  株価は、業績の低調推移にもかかわらず、新宿東宝ビル再開発決議の資産株人気で年初来高値1405円をつけ、2Q業績増額で1300円台での堅調推移が続いた。投資採算的に割安感は乏しいが、下値からは売り長となっている信用好需給も手掛かりに持ち前の逆行高展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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