三栄建築設計:前11年8月期業績、今通期業績予想、中期経営計画を発表

2011年10月10日 10:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前11年8月期業績は東北大震災の影響を受けたものの最高益更新を達成

  木造3階建て住宅で業界トップの三栄建築設計 <3228> は、7日に前11年8月期業績、今通期業績予想、中期経営計画を発表した。

  前11年8月期業績は、売上高37,784百万円(10年8月期比25.4%増)、営業利益5,143百万円(同8.6%増)、経常利益4,813百万円(同7.7%増)、純利益2,703百万円(同16.9%増)と東北大震災の影響を受けたものの最高益更新を達成した。

  同社は、東京23区内、あるいは都心に隣接した地域において、戸建て住宅の第一次取得者層のニーズに対応し、他社との差別化を図ってきたことで、都市型ビルダーとしての地位が明確となっている。同社の特徴は15坪程度の狭小の土地であっても、独自の企画力、設計力により、4000万円台の木造3階建て住宅を提供できる点にある。同業他社では価格を抑えることができないため、同社の独り舞台となっていて、同業者からの請負も行っている。

  セグメント別の業績は、不動産販売事業に関しては、震災の影響により、一部の現場において、工事遅延が発生したが、売上高33,349百万円(同32.3%増)、営業利益4,932百万円(同22.6%増)となった。

  不動産請負事業は、震災の影響により、一部の現場における工事工程および引き渡し予定の遅延などにより、売上高3,577百万円(同14.8%減)、営業利益369百万円(同46.3%減)と減収減益。

  賃貸収入事業では、6棟79戸増えたことにより、売上高856百万円(同20.4%増)、営業利益435百万円(同27.6%増)と増収増益となった。

  今通期業績予想は、売上高53,662百万円(前期比42.0%増)、営業利益6,449百万円(同25.4%増)、経常利益6,005百万円(同24.8%増)、純利益3,302百万円(同22.2%増)と大幅増収増益を見込む。

■中期経営計画を発表、長期的な売上目標として1000億円企業を目指す

  同日、3カ年の中期経営計画も発表し、具体的な数値目標を事業別に掲げる。

  不動産販売事業では、首都圏エリアでの一層の事業拡大とともに、東海圏・関西圏への進出により、全国の木造3階建て住宅市場におけるシェア10%の獲得を図る。

  不動産請負事業では、年間受注件数700棟の早期実現を目指す。

  新事業として、都市型ビルダーとして培ってきた経験と幅広いネットワークを活かし、マンション事業へ参入する。

  以上の計画を実現することで、長期的な売上目標として、1000億円企業を目指すとしている。3年後の2014年8月期の営業利益は8600百万円、経常利益7900百万円を目標としている。

  7日の株価は、前日比12円高の1300円で引けている。今期予想PERで弾くと3.72倍にすぎない、しかも配当30円に加え、お米5kgの株主優待も付く。リーマン・ショック、今回の東日本大震災の中で最高益更新を継続している業界で最も競争力のある企業。株価の見直しが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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