【外国為替市場を検証:ドル・円相場】米9月雇用統計などを控えて動きづらい状況

2011年9月25日 13:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フラッシュ:9月26日~30日の週のドル・円相場】

■ドル・円相場は1ドル=76円台~77円台で膠着状況を想定

  来週(9月26日~30日)のドル・円相場については、引き続き1ドル=76円台~77円台の小幅レンジで膠着感の強い展開が想定される。ソブリンリスクに対する警戒感でユーロ・ドル相場の動向にも注意が必要となるが、ドル・円相場への影響は限定的だろう。米FOMC(連邦公開市場委員会)(20日~21日)を通過しても大きな動きが見られなかっただけに、10月7日の米9月雇用統計などを控えて、動きづらい状況が続きそうだ。

  前週(9月19日~23日)(19日と23日の東京市場は休場)のドル・円相場は、概ね1ドル=76円台の小幅レンジで推移し、ドル安・円高水準で膠着感の強い展開が続いている。重要イベントの米FOMCでは、保有する米国債の年限を長期化することで長期金利の抑制を狙う「ツイスト・オペ」の導入を決定したが、ほぼ事前の市場想定どおりの内容だったため、ドル・円相場への影響は限定的にとどまった。また、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念でユーロ売りが加速したが、ドル・円相場への影響は限定的だった。

  世界的なリセッション(景気後退)やソブリンリスクに対する警戒感が根強い状況に変化はなく、ドル・円相場は、リスク回避のドル売り・円買い圧力、量的緩和策第3弾(QE3)に対する思惑、円売り市場介入への警戒感などが交錯する形となり、概ね1ドル=76円台~77円台の小幅レンジで膠着感の強い展開が続いている。9月21日には重要イベントの米FOMCを通過したが、内容はほぼ事前の市場想定どおりだったとして、結果的に反応は限定的にとどまっている。

  そして次の重要イベントとして、10月4日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、5日~6日のECB理事会、6日~7日の日銀金融政策決定会合、7日の米9月雇用統計などを控えているため、当面は動きづらい状況だろう。しかし重要イベントを通過しても、結果的には大きな動きが見られない状況が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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