【チャートワンポイント】300円割れ東京電力、「戻り売り基調」に転換で上値重い

2011年9月23日 19:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■チャート・ワンコメント(週足)

  6月後半以来の300円割れ東京電力 <9501> は、週末22日終値299円、前の週に比べ36円安。今週は安値296円まであった。

  週足チャートは、7月の戻り高値643円からの調整場面。9月の新内閣発足で、閣僚から同社株に対する株主責任論が流れるようになっている。しかも、信用売残(空売り)が目立って減少、取り組み妙味が薄れている。加えて、26週線も割り込み、基調は「戻り売り」に転換している。

  電力料金の絡みで株主責任論が強まることになれば高水準の信用買残が処分売りに回ることが予想される。上値は期待薄の動きといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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