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【上方修正株】ISIDは3連騰、業績上方修正で割安株買いが拡大
ISID(電通国際情報サービス) <4812> は15日、20円高の590円と3日続伸した。14日大引け後に今3月期第2四半期累計・通期業績の上方修正を発表、純利益の黒字転換幅が拡大することが内需関連の割安株買いを拡大させた。
業績修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを5億4100万円引き下げたが、逆に経常利益を6億8400万円、純利益を3億4200万円それぞれ引き上げ、純利益は、16億円(前期は1億3200万円の赤字)と水面上へ大きく浮上する。
2Q業績が、金融業、製造業からの受注が計画を上回る水準で推移し、円高により仕入れ原価の低減、研究開発費の一部計画変更などで販管費の計画比圧縮が見込めることから上ぶれ、下期は企業のIT投資不透明化で売り上げが下ぶれるが、2Q業績の上方修正を踏まえて通期利益を上方修正した。
株価は、東日本大震災発生でつけた上場来安値441円から前期業績の上方修正で589円まで急反発したが、今期業績の減益転換予想で再調整、451円まで売られ、前日には571円までリバウンドした。業績増額でPERは12倍台と割安となり、PBRも0.5倍と割り負けている。年初来高値655円へのキャッチアップを強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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