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【注目の決算発表】ツルハホールディングスは1Q好決算も反落
ツルハホールディングス <3391> は15日、35円高の4130円まで上げて2月24日につけた年初来高値4185円を射程圏に捉えたが、終値は10円安の4085円と反落した。14日大引け後に今5月期第1四半期(1Q)決算を発表、2ケタ増益と続伸して期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して内需関連の割安株買いが増勢となった。
ただ高寄り後は、前日のNYダウの140ドル高の大幅続伸が反応して主力輸出株が軒並み高となっていることもあって利益確定売りも交錯し、55円安と調整場面も交えている。
同社の1Q業績は、前年同期比6%増収、33%経常増益、43%純益増益と伸び、2Q業績対比の利益進捗率は、67~74%と目安の50%を大きく上回った。
新規出店を20店舗(閉店3店舗)と積極継続し、カウンセリングサービスを主体とした接客サービスを徹底し、昨年夏の猛暑関連特需の反動減を高品質・低価格のプライベートブランド商品を積極展開や営業時間の見直しなどでカバーし好決算につながった。
2Q累計・5月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は89億2100万円(前期比13%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。
株価は、今期の連続過去最高業績が市場コンセンサスを上回るとして4085円の戻り高値をつけ、往って来いの調整安値から再騰、戻り高値を上抜いた強い動きとなってきた。利益確定売りを吸収して、PER10倍台の割安修正から年初来高値更新も一通過点になりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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