【注目の決算発表】SUMCOは業績下方修正も悪材料出尽くし感を強め続伸

2011年9月8日 17:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  SUMCO <3436> は8日、70円高の925円まで上げて22円高の877円と続伸し、9月6日につけた年初来安値818円からの底上げを鮮明化した。7日大引け後に今1月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、その2Q業績の上方修正と1月通期業績の下方修正を発表、通期純利益の黒字転換幅を縮小するが、悪材料出尽くし感を強め買い増勢となった。

  前日の米国市場で、NYダウが、4日ぶりに275ドル高と大幅反発したこともサポート視されている。

  業績修正のうち1月通期業績は、売り上げを期初予想より130億円、経常利益を20億円、純利益を40億円それぞれ引き下げ、純利益は、25億円(前期は655億8700万円の赤字)と黒字転換幅が小幅化する。

  これまで堅調に推移してきたシリコンウェーハ市場が、世界経済の先行き懸念の強まりとともに、電子機器需要が減速し、半導体メーカーの一部で生産調整の動きが出始めて当初予想より需要が減少、太陽電池市場も、需要急減、価格大幅下落の在庫調整が進みつつあるが、需給ギャップ改善には時間がかかるとして下方修正した。

  株価は、東日本大震災発生でいったん1131円まで売られ、太陽電池人気や今期の黒字転換予想を買い直して1685円までリバウンドしたが、第1四半期の純益赤字決算と半導体市況悪化で年初来安値まで突っ込んだ。戻り場面では強弱感がいっそう拮抗しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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