【チャート・ワンコメント】逆行高の小野薬品は上げ一服、内需人気盛り上がれば久々５千円も

■日足チャート・ワンコメント

　　逆行高傾向の小野薬品工業 <4528> の７日（水）終値は主力・大阪市場で４４００円、前の日に比べ５０円安。安値は４３８５円まであった。日足チャートは、直近安値８月９日の４０８５円から９月６日には年初来高値となる４４７５円と上伸。とくに、この間、輸出関連銘柄が大きく下げる中で逆行高。

　　高値を更新したことで次の上値のフシは０９年９月の４７６０円、さらに、０９年１月の４８２０円がめどとなろう。

　　２０１２年３月期は、前期比３．５％増収、営業利益１．４％増益、１株利益２３１．０円の見通し。配当は年１８０円の予定。微増ながら増益。ＰＥＲは１９倍とやや高いものの、配当利回りは４．０％。輸出関連株売り・内需関連株買いが本格化するようなら０８年１１月以来となる５０００円台も見込めそうだ。

　　短期急伸後だけに３０日線（４３００円強）への接近を待って仕込みたい。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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