【株式市場】ユーロ安・円高など進み終値ベースでは年初来の安値

2011年9月6日 16:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

6日後場の東京株式市場は、全般に一段ジリ安。ユーロ安・円高が一段進み、米国の夜間取引で株価指数先物の一段安も伝えられ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などが一段安。

6日後場の東京株式市場は、全般に一段ジリ安。ユーロ安・円高が一段進み、米国の夜間取引で株価指数先物の一段安も伝えられ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などが一段安。[写真拡大]

■東証1部銘柄は約18%が高い

  6日後場の東京株式市場は、全般に一段ジリ安。ユーロ安・円高が一段進み、米国の夜間取引で株価指数先物の一段安も伝えられ、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などが一段安。前場は年初来の安値に顔合わせしたまま値を保ったパナソニック <6752> も小幅だが安値を更新。なかで、電力株は、経産相の原発再開に対する積極姿勢を好感し軒並み堅調。東証1部の値上がり銘柄数は307銘柄(約18%)だった。

  日経平均は3日続落。後場は一時8588円34銭(196円12銭安)まで下げ、終値も8590円57銭(193円89銭安)。終値ベースでは、3月15日の年初来の安値8605円15銭を割り込み、年初来の安値を更新。ただ、取引時間中の年初来安値は、やはり3月15日の8227円63銭がある。

  東証1部の出来高概算は21億132万株、売買代金は1兆2749億円。1部上場1667銘柄のうち、値上がり銘柄数は307(前引けは284)銘柄、値下がり銘柄数は1248(前引けは1162)銘柄。

  また、東証33業種別指数は3業種(前引けは4業種)が値上がりし、高い業種は電力・ガス、陸運、空運。

  一方、値下がり率の大きい業種は、証券・商品先物、その他金融、不動産、非鉄金属、機械、鉱業、ゴム製品、電気機器、ガラス・土石、保険、卸売り、繊維、海運、その他製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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