【株式市場】国債の格下げ受け一進一退から次第に軟化し模様ながめ

2011年8月24日 16:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

24日後場の東京株式市場は、大引けにかけ全般軟調。米格付け会社による日本国債の格下げを受け、NY株式の322ドル高を受けた買い一巡の後は模様ながめ。野田財務相が昼前に臨時会見を行なったものの、次の首相候補として苦戦が伝えられるため、模様ながめとなった。

24日後場の東京株式市場は、大引けにかけ全般軟調。米格付け会社による日本国債の格下げを受け、NY株式の322ドル高を受けた買い一巡の後は模様ながめ。野田財務相が昼前に臨時会見を行なったものの、次の首相候補として苦戦が伝えられるため、模様ながめとなった。[写真拡大]

■野田財務相は緊急会見

  24日後場の東京株式市場は、大引けにかけ全般軟調。米格付け会社による日本国債の格下げを受け、NY株式の322ドル高を受けた買い一巡の後は模様ながめ。野田財務相が昼前に臨時会見を行なったものの、次の首相候補として苦戦が伝えられるため、模様ながめとなった。大手銀行の格付けも引き下げと伝わり、業種別では銀行が安く、その他金融、不動産、証券株も軟調。半面、材料株物色は活発で、東証1部の値上がり銘柄数は454銘柄(約27%)だった。

  日経平均は反落。後場は一進一退からジリ安となり、終盤には8620円89銭(112円12銭安)まで下げ、大引けは8639円61銭(93円40銭安)。

  東証1部の出来高概算はやや増勢となり、21億8094万株、売買代金は1兆3393億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は454(前引けは771)銘柄、値下がり銘柄数は1056(前引けは669)銘柄。

  また、東証33業種別指数は4業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がりした業種は、鉱業、パルプ・紙、陸運、建設。

  一方、値下がり率上位の業種は、その他製品、その他金融、海運、輸送用機器、電気機器、ガラス・土石、鉄鋼、卸売り、繊維製品、銀行、不動産、電力・ガス、空運、証券・商品先物、水産・農林、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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