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【引け後のリリース】いい生活はヤフーとの業務一部終了で減額修正するが自己株取得など実施
■クラウドサービスなど月次は好調
不動産賃貸・仲介向けのITソリューション大手・いい生活 <3796> が23日の大引け後、自己株の取得・7月の月次概況・業績予想の修正などを発表。業績予想の修正は、ヤフー <4689> との業務委託契約の一部が11月末をもって終了することを主要因に、今3月期の売上高を25億円から22億円(前期実績は23.7億円)とし、純利益は関連事業部門の閉鎖による特別損失を計上し、2.45億円から1.10億円(同2.2億円)に見直した。新たな予想1株利益は1624円96銭。ただ、配当予想は変更なく、期末1100円の予想とした。
■自己株の取得枠は発行済み株式総数の2.22%
一方、自己株の取得は、上限株数1500株(保有自己株を除く発行済み株式総数の2.22%)、上限金額5000万円。期間は8月24日から2012年6月30日まで。上限金額を買い付け予算とした場合、単純計算では、1株3万3333円で買い付けることになる。23日の株価終値は前日比変わらずの3万1000円だった。
また、7月度の売上高については、クラウドサービスの月次売上高が概ね順調に増収基調を継続しており、約1.26億円(前年同月は約1.09億円)だった。クラウドサービス1社あたり平均月額単価も堅調に推移しており、約9万5200円(前年同月は約7万7300円)だった。
23日の株価終値は前日比変わらずの3万1000円。業績予想の減額は悪材料になるものの、自己株の取得・月次概況は下支え要因になる。8月9日に2万7800円の安値をつけたあとは3万円台で推移しており、この安値を割っても数日で回復するようなら、減額修正は早期に織り込んだとみることができそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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