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『秋待つ直前の様子見相場』政治、経済とも具体的展開待ち=犬丸正寛の相場展望

来週(22日~26日)は、『秋を待つ直前の様子見相場』が予想される。NYダウは18日、419ドル安と、再び、大きく下げた。[写真拡大]
■信用6ヶ月期日も8月で一巡
来週(22日~26日)は、『秋を待つ直前の様子見相場』が予想される。
NYダウは18日、419ドル安と、再び、大きく下げた。しかし、9日に下げた時の安値に対しては、まだ余裕がある。9日の安値を下回ることがあるのか、ないのか、様子見だろう。
民主党代表選挙は野田財務大臣で決まりかと思われていた。しかし、次々と候補者の名が挙がり新政権の姿も描き難くなっている。政局も今しばらく様子見だろう。
一方、「猛暑」もやっと終わりかけた。しかし、こちらも残暑のブリ返しはないのか。このまま秋がくるのか。もうしばらく様子見だろう。
さらに、EU問題もドイツ、フランスがどのように動くのか。こちらも、様子見の雰囲気だ。
かくして、社会、経済、政局とも8月末まではしばらく様子見の空気が強い。しかし、そうした中で早くも石油ファンヒーターのダイニチ工業 <5951> が急伸して新高値をつけるなど、「冬関連株」の新しい動きも出始めている。
日経平均は週末19日に8707円と下げたものの、辛うじて去る9日の安値8656円はキープしている。もちろん、3月の震災時下げでつけた安値8227円に対しては十分余裕がある。目下、2月高値1万891円近辺の6ヶ月期日が到来して圧迫となっている。それも8月いっぱいで一巡する。仮に、9日の安値を切る場面はあったとしても大きく下げることはないだろう。まもなく、実りの秋が到来する。今しばらくの辛抱である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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