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【注目の決算発表】総医研HDは連続赤字を嫌い見切り売りが先行し続急落
総医研ホールディングス <2385> は19日、500円安の9200円まで下げて300円安の9400円と3日続落した。18日大引け後に6月期決算を発表、前期は今年2月の下方修正値を下ぶれて赤字幅を悪化させ、今期も赤字継続を予想したことを嫌い見切り売りが増勢となった。
前期業績は、売り上げが前々期より5%増と増収転換したが、経常利益が2億7600万円の赤字(前々期は6億3500万円の赤字)、純利益が2億8400万円の赤字(同11億4500万円の赤字)と水面下の推移が続いた。
特定保健用食品業界で大手の食品・製薬企業の開発動向が鈍化し、生体評価システム事業で、同食品向け生体評価試験事業が、低調に推移し、化粧品事業も、不況を背景に伸び悩んだことが要因で、新たに発売した「イミダペプチド ソフトカプセル」の寄与で、「イミダペプチド」の売り上げが97%増と伸びたことでもカバーできず水面下着地となった。
今期業績は、生体評価システム事業で特定保険指導の受託など健康保険組合へのさまざまなサービスを提供することなどで前期並みを予想、通期純利益は、1億6000万円の赤字と水面下推移が続く。
株価は、東日本大震災発生で年初来安値7830円まで売られ、1株純資産1万5603円からは売られ過ぎとして1万4040円まで底上げしたが、前期第3四半期の連続赤字業績で再度、1万円を割る調整となり、大々台を出没した。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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