【株式市場】NY急落受け自動車・電機など売り先行だが日銀の買い支え期待

2011年8月19日 13:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■値上り業種は「陸運」のみ

  19日前場の東京株式市場は、主力株中心に軒並み安。NY株の急落419ドル安に加え、円相場も対ユーロで昨日の110円台から109円台の円高になったため、売り先行で始まった後は模様ながめに転じた。年初来の安値更新銘柄が自動車、建機、重電・家電、精密・電子部品などに続出。このため、物色は中小型の材料株が中心。東証1部の値上がり銘柄数は179銘柄(約11%)だった。

  日経平均は続落。朝方8735円59銭(208円17銭安)まで下落し、一進一退のあと再び軟化し8734円96銭(208円80銭安)まで下落、前引けは8751円67銭(192円09銭安)。ただ、後場は日銀のETF購入などが予想され、持ち直す期待がある。

  東証1部の出来高概算は8億9754万株、売買代金は5812億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は179銘柄、値下がり銘柄数は1388銘柄。

  また、東証33業種別指数のうち、値上りした業種は「陸運」1業種にとどまり、値下がり率上位の業種は、ガラス・土石、その他金融、鉱業、電気機器、精密機器、保険、機械、鉄鋼、輸送用機器、石油・石炭、証券・商品先物、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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