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【話題株】大崎電気は自己株式立会外買付取引を材料視するも利益確定売りに押される
大崎電気工業 <6644> は18日、26円高の783円まで上げたが引けにかけて値を戻して変わらずの757円だった。17日大引け後に発表した自己株式取得・立会外買付取引が、今年7月に発表した今3月期第1四半期(1Q)の好決算や、8月の純利益の上方修正に次ぐ追撃材料視されていたが、引けにかけては利益確定売りに押された。
自己株式取得は、経営環境の変化に対応して機動的な資本政策を遂行することを目的としており、前日終値757円できょう18日寄り付き前の8時45分に200万株(発行済み株式総数の5.199%)を立会外買い付け、取得総額は15億1400万円を予定している。立会外買付取引終了後に取得結果を公表する。
一方、同社の1Q業績は、スマートメーターなどの電力量計が好調に推移したことなどからV字回復し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗した。
また2Q累計・3月通期純利益は、子会社減資による税法上の譲渡損が発生して法人税等が減少して上方修正され、通期純利益は、期初予想より3億5000万円引き上げ、17億5000万円(前期比71%増)と大幅増益転換を見込んでいる。
株価は、東日本大震災・原発事故でスマートグリッド(次世代電力網)関連人気や前期業績上方修正などで震災後の年初来安値506円から同高値874円まで7割高して、3分の1押し水準でもみ合っている。PER16倍台の割安修正に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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