【チャート・ワンコメント】上場来初減配の大庄は１８日の株価に注目、２期連続赤字

■チャート・ワンコメント日足

　　「未定」だった配当を決めた大庄 <9979> は、１円安の９４６円と反落。１７日（水）終値は前日変わらずの９４７円。日足チャートは、３月後半から６月後半まで９００円前後でモミ合った後に７月１４日に１００３円と４ケタ回復後の調整場面。

　　１７日（水）１６時に「未定」だった今８月期の期末配当について６円と発表。実施済みの中間配当１０円と合わせ年１６円（前期年２１円）とする。年間ベースでは株式上場以来初の減配という。明日の株価が注目される。

　　今８月期は売上６．６％減の７８２億円、営業赤字１５億円、最終赤字３３億６０００万円の見通し。赤字は２期連続。

　　１株純資産１２９４円が株価を支えているものとみられる。今期の赤字は織り込んでいるとみられるものの、２０１２年８月期はポイントだろう。もしも、３期連続の赤字となるようなら株価下ブレの可能性も出てくるだろう。様子見が懸命だろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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