【チャート・ワンコメント】３００円前後のモミ合い煮詰まる森下仁丹、「ビフィーナ」絶好調

■日足チャート・ワンコメント

　　業績好調の森下仁丹 <4524> の１５日（月）終値は１円安の２９８円。日足チャートは、３００円を挟んだモミ合いが続いている。

　　去る、１１日（木）に第１四半期（４～６月）決算を発表。前年同期比１６．４％増益、営業利益１億１１００万円（前年同期は赤字６７００万円）と黒転換した。主力商品「ビフィーナ」拡販へ経営資源を投入。同商品は前年同期に比べ約４割増と好調。２０１２年３月期は３．５％増収、営業利益６６．７％増益、１株利益１１．７円の見通し。配当は年５円（前期年２．５円）の予定。

　　成長商品として期待のバイオカプセルが注目材料。レアメタル回収での活用も期待される。ＰＥＲはやや高いものの、バイオカプセルへの期待が含まれている。３００円前後で動きが煮詰まっている。狙い場といえるだろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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