ピーアンドピー:8日に自社開発のレポーティングシステム「PPR」の台湾での提供開始を発表

2011年8月8日 14:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■台湾で商品を販売する日本企業に対する販売支援サービスの一つとして展開

  販促支援・販促コンサルティングのピーアンドピー <2426> は、8日に自社開発のレポーティングシステム「PPR」(P&P Reportingsystem)の台湾での提供開始を発表した。

  今後、台湾で商品を販売する日本企業に対する販売支援サービスの一つとして展開する方針。この背景には、台湾では馬政権による中台緊密化政策以降、中国からの旅行者が急増しており、台湾マーケットが中国人に与える影響は強まってきている現況が挙げられる。また、台湾において日本商品は高品質・流行の最先端といったイメージを持たれ、高い関心を示されていることから、日本企業が中国進出への足がかりとして台湾市場を活用する事例が増えてきている。

  その一方で、台湾へ進出した日本企業では「台湾の店頭でどのように自社の製品が販売されているか分からない」、「販売代理店からのレポート到着に時間がかかる」、「台湾全土の店舗を視察するために充分なマンパワーがない」等の課題を抱えている。

  同社が提供する「PPR」は、リアルタイムに店頭の情報をフィードバックできるレポーティングシステム。これまで紙やエクセルなどで報告してきた様々な店頭での情報を、システム上で即座に集約することが可能。写真により店頭販促の状況を確認したり、販売員が入力した接客データベースをCSV(表計算ソフトやデータベースソフトがデータを保存するときに使う)形式で出力し加工したりすることができるため、社内にいながらにして、台湾に展開している売り場の生情報が入手でき、そのデータを元に新たな販売戦略を立案することができる。

■社内にいながら台湾全土に展開している売り場状況の一元的把握が可能

  同社が開発したPPRの特徴を挙げると、まず、店頭の写真画像や、販売時の接客データ、販売台数データ等の様々な情報を、同社スタッフの報告によりリアルタイムに集約し、確認することができる。

  次に、写真を用いた報告が可能であるため、台湾全土の売り場の状況を社内にいながらにして一元的に把握することが可能。

  また、WEBを活用したシステムであるため、台湾のオフィスでも日本のオフィスでも、社内のあらゆる部門の担当者が同じ情報を同じタイミングで確認することができ、社内での情報共有や報告を効率的に行うことができる。

  更に、報告されたデータはデジタルデータとして出力がすることができるため、データ分析が容易となり、店頭装飾の改善や販促物の追加作成といった販売戦略の立案に役立てることもできる。

■企業ニーズを先取りした画期的なサービス

  同社の開発している販促支援ツールは、企業ニーズを先取りした画期的なサービスであることから、今後、海外市場をターゲットにしている企業にとっては、力強い販促支援サービスであり、続々と同社のサービスを利用する企業が増えるものと予想される。

  また、5日に第1四半期業績を発表しているが、売上高5,551百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益151百万円(同56.2%増)、経常利益159百万円(同66.3%増)、純利益99百万円(同24.75倍)と増収大幅増益と今期も好スタートを切っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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