関連記事
生化学工業:第1四半期連結業績は減収ながら大幅増益
■高萩工場第4製剤棟の減価償却費等の原価減少に加え、研究開発費が減少
生化学工業 <4548> の今12年3月期第1四半期連結業績は、売上高6,897百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益1,646百万円(同33.9%増)、経常利益1,630百万円(同38.9%増)、純利益1,041百万円(同41.4%増)と減収ながら大幅増益となった。
減収となった要因は、前年同期に国内アルツの出荷が高水準であった反動による減少を米国および中国向け販売数量増で補ったものの、円高の影響を受けた。
利益については、高萩工場第4製剤棟の減価償却費等の原価減少などにより売上総利益が若干増加したことに加え、腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SI-6603」関連の研究開発費が減少したことにより営業利益以下大幅増益となった。
■関節機能改善剤アルツの国内市場は引き続き拡大
関節機能改善剤アルツの国内市場は、高齢者人口が増加していることに加え、変形性膝関節症の疾患啓発活動の効果により、引き続き拡大した。アルツについては、先発品としてのブランド力を活用した拡販に注力したことで医療機関納入本数が増加し、市場シェアも拡大した。しかし、前年同期にプラスチック容器の新規投入により、販売提携先向けの出荷が高水準であった反動から減少した。
眼科手術補助剤オペガンは、販売提携先の参天製薬と連携して、販売促進活動に努めた。医療機関納入本数は、震災の影響による白内障手術件数の減少や競合激化により減少したが、販売提携先の在庫調整があり、売上は増加した。
内視鏡用粘膜下注入材ムコアップは、販売提携先のジョンソン・エンド・ジョンソンとともに、内視鏡手術の手技を浸透させる啓発活動に注力したこともあり、売上を伸ばした。
■米国向けスパルツの現地販売は、前年同期比で減少幅が縮小
米国向けスパルツの現地販売は、一部民間保険会社の償還厳格化の影響が一巡したことや、比較的価格が高値のスペシャリティーファーマシー(医薬品卸会社)経由の販売増加により、前年同期比で減少幅が縮小。同社からの輸出売上は円高の影響を受けたものの、販売提携先の現地在庫積み増しなどにより増収となった。また、中国向けは、主要都市を中心とした医療機関で高い品質や世界的な使用実績が評価されており、引き続き売上を伸ばした。これらの結果、医薬品の売上高は5587百万円(同1.0%減)となった。
機能化学品については、海外での品質管理向けエンドトキシン測定試薬などが堅調に推移したものの、円高の影響に加え、ヒアルロン酸原体の出荷時期ずれや、前年同期に行った体外診断用医薬品事業譲渡の影響があり、機能化学品の売上高は1,309百万円(同14.3%減)となった。
■第1四半期は大幅増益で好スタートを切ったことから年初来最高値越えも
第2四半期連結業績予想値に対する進捗率は、売上高48.5%、営業利益71.5%、経常利益67.9%、純利益69.4%であり、利益面での上方修正も期待できる。
今通期連結業績予想は、売上高28,000百万円(前期比3.3%増)、営業利益4,800百万円(同35.9%増)、経常利益5,100(同22.6%増)、純利益3,300百万円(同34.6%増)と増収大幅増益を見込む。
29日の株価は、前日比7円安の883円。予想PER15.2倍、PBR0.89倍、配当利回り2.83%。第1四半期は大幅増益で好スタートを切ったことから、3月15日につけた年初来最高値1,095円越えも期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・ヤマトホールディングスは通期の営業利益を前期比増益に修正(2011/07/30)
・日本ユニシスは第2四半期の予想のみ減額修正(2011/07/30)
・【クラウドコンピューティング特集(1)】クラウド普及本格化!各分野に拡大(2011/06/21)
・LED照明関連銘柄特集(4)=LED素材関連分野は市場拡大に向けた動きが活発化(2011/05/04)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
