【注目の決算発表】中外製薬は2Q業績増額と通期業績再減額が綱引きし3連騰

2011年7月22日 17:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  中外製薬 <4519> は22日、17円高の1405円まで上げて3日続伸した。21日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、今年4月に続いて業績を再修正、その2Q業績は上方修正し、通期業績を再下方修正、好悪材料が綱引きとなったが、売り方の買い戻しも交え買い優勢となった。

  業績再修正のうち、2Q業績は、4月修正値より利益を16億8200万円、45億8700万円それぞれアップさせ、12月通期業績は、4月修正値より売り上げを78億円、経常利益を24億円それぞれ引き下げ、経常利益は、731億円(前期比12%増)と増益転換率を縮小する。純利益は、4月純利益を据え置き370億円(同10%減)と連続減益となる。2Q業績は、東日本大震災のために営業活動に制約が生じ講演会や学会が延期、中止されて営業費が減少し上ぶれたが、この2Q業績動向に震災による損失見込み、今年7月20日発売の持続型赤血球造血刺激因子製剤「ミルセラ」の売り上げ見込みを勘案して12月通期業績を下方修正した。

  株価は、大震災発生直後の14日に震災損害損失発生で今期純利益を下方修正して年初来安値1250円まで急落、いったん1400円台を回復したものの、ここを上限、1200円台を下限とする小幅往来相場が続いた。ボックス上限抜けを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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