【話題株】東都水産「牛肉に代わるタンパク源」の期待で値上がり率3位

2011年7月21日 18:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■台風は怖いが割安修正高に進む期待

  東都水産 <8038> は21日、大幅続伸となり、前場163円(28円高)まで上げて終値は148円(13円高)。値上がり率9.6%で東証1部の3位となった。高放射線量の検出された牛肉の代替として水産物への需要が高まるとの思惑が拡大。160円台回復は、取引時間中としては3月11日以来となった。

■牛すき弁当もと伝えられ思惑強まる

  本日は、東海道新幹線で販売された「牛すき弁当」でも、放射線量の高い稲わらを飼料にした畜産牛肉が使われた可能性が伝えられたため、株式市場では、一段と「代替タンパク源」への思惑が高揚。マルハニチロホールディングス <1334> はマグロの養殖で先行しているとして値上がり率9.3%となり、東証1部の5位に入った。ただ、市場では、台風の連続襲来などにより、福島第1原発の「水」が海に流出すれば、せっかくの水産物も牛肉と同じ二の舞になるとの懸念もあり、本腰を入れて取り組むわけにはいかない様子だった。

  東都水産は、前身が昭和10年の築地市場開設とともに創設された水産卸の大手。営業部門には「鮮魚部」「加工品部」などとともに「大物部」があり、ここでは本マグロをはじめ、キハダからカジキまで多くの種類のマグロを専門に集荷・販売する。

  5月2日に発表した業績予想の修正では、東日本大震災に関連した災害損失、子会社解散にともなう関係会社の整理損失引当金などにより、今3月期の予想純利益を4.0億円から1.9億円の赤字見通しに修正、営業利益は6.0億円から3.0億円に見直した。

  ただ、株価水準は、前3月期末の1株純資産228円22銭を大きく下回っており、この面からは買い安心感のある水準。大震災の前は180円台だったこともあり、高下しながら割安修正高に進むとの予想が出ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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