富士通はICTを活用したみかん栽培の実証実験を実施

2011年7月7日 17:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

株式会社早和果樹園(所在地:和歌山県有田市、代表取締役社長:秋竹 新吾、以下、早和果樹園)と富士通<6702>(東1)は、「有田みかん」で知られる高品質で美味しいみかんの生産性向上を目指し、みかん栽培へのICT(情報通信技術)活用に関する実証実験を開始する。

株式会社早和果樹園(所在地:和歌山県有田市、代表取締役社長:秋竹 新吾、以下、早和果樹園)と富士通<6702>(東1)は、「有田みかん」で知られる高品質で美味しいみかんの生産性向上を目指し、みかん栽培へのICT(情報通信技術)活用に関する実証実験を開始する。[写真拡大]

■クラウド、センサー、スマートフォンで、美味しいみかんをたくさんつくる

  株式会社早和果樹園(所在地:和歌山県有田市)と富士通 <6702> は、「有田みかん」で知られる高品質で美味しいみかんの生産性向上を目指し、みかん栽培へのICT(情報通信技術)活用に関する実証実験を開始する。

  同実証実験は、適切な作業の適切なタイミングでの実施、作業コストの把握、ベテランから若手へのノウハウ継承などを主な狙いとし、具体的には、クラウド、センサー、スマートフォン、パソコンなどを利用する。

(1)センサーで収集した園地の気温・降水量・土壌温度などのデータや、スマートフォンで登録した従業員の作業記録、園地で撮影した写真などをデータセンターに蓄積し、活用(先行実施)。

(2)5000本におよぶ樹木の一本ごとにIDナンバーを付与し、日々変化する樹木の育成状況や病害虫の発生状況を詳細に管理。

(3)収集した膨大なデータや過去のデータを分析し、次期生産活動に活用。

  実証実験には、富士通のクラウド・コンピューティング技術と株式会社富士通研究所のセンサー技術、スマートフォン向け専用アプリケーションが活用されている。また、気象・育成データの活用方法や過去のデータの提供は、和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場が指導、協力している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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