【注目銘柄】フジプレアムはS高で高値更新、業績未定予想も農地用太陽光発電システム買い

2011年6月16日 14:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

フジプレアム<4237>(JQS)は16日、95円高の900円と8営業日続伸し、6月14日につけた年初来高値864円を更新している。写真:追尾型システム=季節ごとに変動する太陽位置を算出し、太陽電池モジュールが太陽の位置を自動で追尾する仕組みの太陽光発電システム。

フジプレアム<4237>(JQS)は16日、95円高の900円と8営業日続伸し、6月14日につけた年初来高値864円を更新している。写真:追尾型システム=季節ごとに変動する太陽位置を算出し、太陽電池モジュールが太陽の位置を自動で追尾する仕組みの太陽光発電システム。[写真拡大]

  フジプレアム <4237> は16日、一時150円高の955円とストップ高で8営業日続伸し、6月14日につけた年初来高値864円を更新した。

  同社株は、5月20日に発表した2011年3月期業績が期初予想を下ぶれて着地し、配当も減配、さらに今期予想も未定としたことから再度の株価調整となったが、6月8日に発表した新型の農地用太陽光発電システムを評価しストップ高を交えてエコエネルギー関連人気を高めている。

  同社が発表した新システムは、太陽光を追尾する「トラッキングシステム」を搭載した太陽光発電システムで、年間の積算発電量は、固定型システムの1.5倍と高出力となる。(写真:追尾型システム=季節ごとに変動する太陽位置を算出し、太陽電池モジュールが太陽の位置を自動で追尾する仕組みの太陽光発電システム)

  同社は、これを水田などの農地に建設する農地用太陽光発電システムとして開発、農作物の耕作と太陽光発電を両立させる「日本列島メガソーラーベルト構想」として提案している。

  今期業績予想は未定としているが、6月29日に予定している定時株主総会までには公表の可能性がある。また下ぶれ着地した前期業績も、増収増益は確保し、純利益は、2006年3月期の過去最高(9億1200万円)にあと100万円と迫っただけに、太陽光発電関連の材料株人気をさらにサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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