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【銘柄診断】飯田産業は増減交錯の業績再修正も下げ過ぎ訂正で反発
飯田産業 <8880> は6日、32円高の707円まで上げて、12円高の687円と4営業日ぶりに急反発した。前週末3日大引け後に2011年4月期業績の下方・上方修正が交錯する再修正を発表、悪材料織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
4月期業績は、昨年11月に上方修正されたが、その増額値より売り上げを143億円、経常利益を10億円それぞれ引き下げ、一方、純利益を2億円引き上げ、経常利益は133億円(前期比28%増)、純利益は82億円(同37%増)といずれも連続して過去最高を更新する。
東日本大震災が顧客心理に影響し、例年、期末に決済販売が相当数見込める販売が落ち込み、計画停電や燃料不足による物流停滞、資材・住宅設備不足により工事遅延、期末引渡し予定の繰越などが重なったことが下方修正要因となった。
株価は、昨年11月の業績増額でストップ高し、12月の増配で年初来高値1019円まで買われたが、大震災発生で同安値561円まで急落、1株純資産745円水準でのもみ合いが続いた。PER5倍台、PBR0.9倍の下げ過ぎ訂正を試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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