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【銘柄診断】タクトホームは好配当取り・割安内需株買い余地
タクトホーム <8915> は24日、200円高の7万1700円と反発した。5月期決算末の接近とともに配当利回りランキングの上位にランクされている同社の期末配当2000円取りが続き、利益確定売りも交錯しているが、下値では今期純利益が、連続して過去最高を更新することを見直し内需割安株買いが再燃している。
市場での好配当利回り買いは、原発事故を起こした東京電力 <9501> が、事故後に期末配当を未定と変更し結局、無配転落となり、その後、配当予想を未定とする企業が相次いだことを連想して警戒感が高まっているが、同社は、今年1月に期末配当を期初予想の1500円を2000円に増配し、今年4月の第3四半期決算開示には同配当を据え置いたことから減配の懸念は小さい。
第2四半期配当を含めた年間配当3500円から配当利回りは、5%弱となるだけに配当取り妙味が大きい。この前提となる今期純利益も、39億8100万円(前期比27%増)と連続の過去最高更新が予想されている。
住宅ローン減税、金利引き下げで新設住宅着工戸数が持ち直し、同社の戸建分譲事業の販売戸数が、今年2月に大阪営業所を開設して関西エリアに進出したことも加わり好調に推移していることが寄与している。
株価は、今期業績の上方修正と増配で年初来高値10万5400円をつけ、東日本大震災発生で同安値5万5700円まで急落、3分の1戻し水準を固めている。PER4倍台の超割安修正から値幅効果も期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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