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米ファストフードレストラン大手のウェンディーズが、今年中に日本に再上陸する。3日、米ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナルが、食品や原材料の輸入販売などを手掛けるヒガ・インダストリーズ(東京)と、資本業務提携することがわかった。今後、日本再上陸第一号店が、今年後半に都内に出店予定。その後数年かけて日本全国へ店舗網を拡大していく計画だ。
今回の合意にあたり、米ウェンディーズ・アービーズ・グループのローランド・スミスCEOは、「日本は、世界で2番目に大きなクイック・サービス・レストラン市場だ。今回ウェンディーズブランドを展開し、成長していく貴重な機会を得たことを大変嬉しく思う」と述べ、さらに、「ここ数年、『日本で再びウェンディーズを復活させて欲しい』という数多くの日本のお客様の声を頂き、大変光栄に思っている」と感謝の意を示した。
ウェンディーズは2009年12月に、当時親会社だった外食大手ゼンショーが、アービーズ・グループとフランチャイズ契約を継続せず、国内71店舗すべてが閉鎖された。その後、他社への売却が検討されていたが、受け入れ先が見つからない状態が続いていた。
ヒガ・インダストリーズは、日本で「ドミノ・ピザ」を展開し成長させた企業。2010年2月にその事業を売却するまで、国内に180店舗以上を持ち、デリバリーマーケットのパイオニアとして成功をおさめてきた。
同社の代表取締役会長であるアーネスト・エム・比嘉氏は、今回の提携にあたり、「今回ウェンディーズブランドとその上質なメニューを日本のお客様に提供する機会を得たことに、とても興奮している」と語っている。さらに、再上陸にあたってのメニュー展開について、「四角いビーフパテのウェンディーズ・オリジナル・ハンバーガーやチリビーンズ、人気のデザートフロスティなどを盛り込むことを考えている」と述べ、早くも日本のファストフード業界に宣戦布告を突き付けた形だ。
また、新メニューとして、プレミアム・サンドイッチやグルメ・トッピングを加えたハンバーガーも取り入れていく方針。店舗の再構築にも言及し、「これらのメニューを現代的で洗練された空間でお楽しみ頂けるよう準備していく」と意欲を示している。
一方、米ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナルは、今後も重要な潜在マーケットとして、中国やブラジルなどの新興国にも事業を展開させていく計画だという。
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