関連記事
【銘柄診断】ヤマノホールディングスは新株予約権の行使による資金で基盤強化
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ヤマノホールディングス <7571> は年初の水準から一段ボックスを切り上げたポジションでの展開。2月21日に第1回新株予約権について大量行使があったと発表したが、これによる手取り資金9400万円を美容事業のリニューアルなどに充当し事業基盤を強化する方針だ。
2月9日に発表された今2011年3月期第3四半期累計決算は営業利益1億3300万円(前年同期5500万円)と好調な数字を確保した。洋装品、寝装品の季節商品や、ウインタースポーツ用品の売上が堅調に推移したことが要因。通期についても営業利益は2億8000万円(前期5900万円)の増益を見込んでいる。
積極的なM&Aによりグループ会社は最大時で41社にまで規模が拡大したが、現在はその再編中。前2010年3月期に5期ぶりに営業黒字を計上、今期の連続増益でそれなりに再建は進んでいる。ただ無配を継続中のほかPBRは3倍と株価に割高感があるのも事実。来2012年3月期も収益をさらに伸ばすことが出来るかどうかが注目されていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・コニシは収益好調でPBR0.6倍台の割安さを見直し出直り急(2011/02/23)
・【話題株】ツガミは中国生産能力7割増の観測報道を受け急反発(2011/02/23)
・相場は計算と直感で攻める=犬丸正寛の相場格言(2010/12/30)
・ケイ線・チャートは相場の杖である=犬丸正寛の相場格言(2010/12/24)
・悪い時には悪いことが重なる=犬丸正寛の相場格言(2010/12/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
