【銘柄診断】ボルテージは落ち後高値に肉薄、ソーアプ関連人気高め割安修正

2011年2月17日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★業績再々上ぶれ期待を高めている

  ボルテージ <3639> は17日、寄り付きの19円安から切り返し1600円まで上げて、終値は82円高の1582円と5営業日続伸し、16日ザラ場につけた株式分割権利落ち後の高値1630円に肉薄した。

  「GREE」向けのソーシャルアプリケーション「恋人ゲーム」シリーズのヒットで、今6月期業績が、再上方修正され連続の過去最高純利益更新の更新幅を拡大することを手掛かりに割安修正買いが続いており、下期に4本のソーシャルアプリケーションなどを新規投入することが、業績再々上ぶれ期待を高めている。

  同社の今期業績は、昨年10月に期初予想を上方修正したあと今年1月に再増額した。第2四半期に「恋人ゲーム」を6タイトル投入し、電子書籍の配信も開始し、モバイルコンテンツ事業でソーシャルアプリケーションの売り上げが大幅増加、事業効率の高まりが要因となっており、純利益は、10月増額値よりさらに5300万円引き上げ4億2700万円(前期比30%増)と前期の過去最高を大きく更新する。

  下期はさらに新規タイトルを投入する一方、「モバゲータウン」への展開開始も予定しており、再々上ぶれ期待にもつながっている。

  株価は、昨年12月末の1対3の株式分割の権利を落として1013円まで調整したが、同安値から600円高、実質的に昨年6月の上場来高値3940円を更新している。PER16倍台の割安修正に拍車をかけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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