【銘柄診断】トシングループは期を追って上向き感強まる、今期上振れ着地へ

2011年2月10日 18:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  トシン・グループ <2761> の業績が好調に推移している。今2011年5月期11月中間決算は売上げが242億円と前年同期比6%増加した。

  新築住宅着工戸数の持ち直しを背景に販売単価が若干回復した電線類照明器具、引続き需要が増加しているオール電化関連商品や地上デジタル放送関連商品など全般的に売上げを伸ばした。中間決算をより詳細に検討すると、売上げは第1四半期の115億円から第2四半期127億円に増加している。営業利益は中間決算で16億1200万円と前年同期比23%増加したが、これも第1四半期の7億7900万円から第2四半期見8億3300万円へ増加している。

  通期については売り上げ470億円と前期比2%増、営業利益27億2300万円と同5%増の当初見通しを据え置いている。ただ第2四半期にかけアップしている流れに照らすと、通期業績は上振れての着地が有力と見られる。環境意識が深まる中「太陽光発電」や「LED照明」を手掛ける同社は今後の見通しも明るい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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