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【銘柄診断】日立ハイテクは3Q決算先取りで割安株買い強め続伸
■米国インテルの積極的な設備投資計画を手掛かりに
日立ハイテクノロジーズ <8036> は、11円高の2073円まで上げて3円高の2065円と続伸している。1月25日予定の今3月期第3四半期(3Q)決算を先取りし割安修正買いが増勢となっており、米国のインテルの積極的な設備投資計画を手掛かりに業績再上ぶれ期待も高めている。
同社の今期業績は、昨年7月に第2四半期累計業績、10月に3月通期業績を相次いで上方修正、通期純利益は、期初予想の126億円から170億円(前期は28億2700万円の赤字)に引き上げ黒字転換幅を拡大する。
半導体製造装置や電子デバイスの実装装置への設備投資需要が旺盛に推移し、米国向けの携帯電話などの一部商材が予想を上回ったことなどが引き金となった。
今年1月13日に過去最高の3Q決算を発表したインテルは、今年の設備投資計画を90億ドル前後と前年比73%増と積極化するだけに、同社業績の再上方修正期待も高まっている。
株価は、昨年10月の業績増額で底上げ、インテルの好決算に反応して2000円台を奪回したが、PERは16倍台と割安である。昨年4月につけた昨年来高値2222円を意識する動きを強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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