【銘柄診断】ロイヤルホールディングスは割高感が強く、現状水準でのもみ合い

2011年1月3日 19:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ロイヤルホールディングス<8179>(東1)は12月の配当落ちを契機に下へ離れ、その後も低調なうごきとなっている。

ロイヤルホールディングス<8179>(東1)は12月の配当落ちを契機に下へ離れ、その後も低調なうごきとなっている。[写真拡大]

  ロイヤルホールディングス <8179> は12月の配当落ちを契機に下へ離れ、その後も低調なうごきとなっている。

  外食事業は消費者の低価格志向などから低迷が続きそうな情勢だが、ホテル事業は需要回復と販売力の強化で客室稼働率が順調に上昇する見込み。アジア方面を中心とした国際線への搭載が堅調に推移し機内食事業も国際線向け販売が堅調に推移すると見ている。

  このため2010年12月期の営業利益19億円(2009年12月期17億6300万円)は増額修正の可能性が強いし、2011年12月期も続伸が有力視される。

  また、成長戦略に向けた取組みとして、2011年1月1日付けでロイヤル東日本、ロイヤル関西およびロイヤル西日本を吸収合併するグループ組織再編を行い、各社が迅速かつ効率的に経営資源の集中投下が可能なグループ体制とした。ただ利益水準との見合いでは株価の割高感が否定できない。当面は現状水準でのもみ合いを継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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