Edifier「WH880NB」日本発売、最大120時間再生とLDAC対応 発売記念8784円

2026年10月31日 17:45

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記事提供元:Tech Times

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Edifierのワイヤレスヘッドホン「WH880NB」が2026年10月30日、日本で発売された。メーカー公称で最大約120時間の再生に対応し、LDAC、Bluetooth 6.0、ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング(ANC)を備える。通常価格は税込1万980円で、11月15日まで発売記念価格の税込8784円で購入できる。

■国内価格と発売記念キャンペーン

販売先はEdifier公式日本ストア、Amazon.co.jp(購入ページ)、楽天市場(購入ページ)。発売記念キャンペーンは2026年10月30日から11月15日までで、通常価格から20%引きとなる。10月31日時点の公式日本ストアでは、割引クーポンコード「ED880」の適用が案内されている。

カラーはブラック、バーガンディ、アイボリー、ネイビーの4色を展開する。公式日本ストアでは、ネイビーに相当する色を「ダークブルー」と表記している。

Edifierの英語版グローバル公式サイトにもWH880NBの製品情報が掲載されている。海外で購入する場合は、販売地域ごとの価格や発送条件、保証の適用範囲を確認したい。

■最大120時間再生、ANC使用時は約60時間

Edifierによると、連続再生時間はANCオフで最大約120時間、オンで約60時間。バッテリー容量は670mAhで、USB-Cによる充電に対応する。満充電まで約2時間、15分間の急速充電で約18時間の再生が可能としている。

同社の測定はAAC(MPEG-2)接続、音量50%の条件で行われた。再生時間は音量、音源、使用環境などによって変わるため、LDAC利用時も含め、日常の使い方に応じて充電間隔は異なる。

比較対象となるソニー「WH-1000XM5」の公称再生時間は、ANCオフで最大40時間、オンで最大30時間。Anker「Soundcore Space Q45」は、ANCオフで最大65時間、オンで最大50時間としている。各社の公称値を同じANC設定で見ると、WH880NBは特にANCオフ時の再生時間が長い。

Edifierの従来機「W820NB」は最大49時間の再生に対応する。WH880NBの長い再生時間は、通勤やデスクワークで繰り返し使う人や、外出先で充電する機会を減らしたい人にとって、選ぶ際の分かりやすい特徴となる。

■チタン複合振動板と有線・無線のハイレゾ対応

WH880NBは、チタン複合振動板を採用した40mmダイナミックドライバーを搭載する。Edifierは、力強い低音と伸びのある高音の再生を特徴として挙げている。公称再生周波数帯域は20Hz〜40kHz、仕様表の音圧レベルは94±3dB(A)だ。

振動板の材料や構造は、質量、剛性、振動の減衰に関わる。振動板の各部が異なる動きをする「分割振動」は周波数特性に影響するため、材料の組み合わせや形状は音響設計の重要な要素となる。

本機は「Hi-Res Audio」と「Hi-Res Audio Wireless」の両ロゴに対応する。接続方法はBluetoothに加え、3.5mmのアクティブAUX入力とUSB-Cデジタル音声入力を用意する。USB-Cでは音声を再生しながら充電できる。

重量は249g。イヤーパッドにはプロテインレザーと低反発のメモリーフォームを使用し、本体は折りたたんで持ち運べる。Edifierによると、音量のピークを制限する「ボリュームガード」機能も備える。

■Bluetooth 6.0の新機能と本機の接続機能

Bluetooth SIGは2024年9月、Bluetoothコア仕様6.0を公開した。新機能の「Bluetoothチャネルサウンディング」は、位相に基づく測距と往復時間の測定を用い、機器間の距離を高精度に測るための技術だ。デジタルキーや紛失物の探索などへの活用が想定されている。

音声関連では、Bluetooth LEの等時通信でデータとタイミング情報を扱う層「ISOAL」が改良された。Bluetooth SIGによると、新しいフレーム形式は低遅延が重要な用途で遅延を減らし、信頼性も改善する。また、判断に基づくアドバタイジングのフィルタリングは、受信した情報から追加のパケットを調べる必要性を判断し、機器探索時のスキャン効率を高める。

WH880NBの音楽伝送ではA2DPを使用し、対応コーデックはLDAC、AAC、SBC。2台の機器に同時接続するマルチポイントと、Android端末での接続を簡単にするGoogle Fast Pairにも対応する。スマートフォンとパソコンを併用する場合にも使いやすい構成だ。

■LDACを使うための条件

LDACはソニーが開発したBluetooth音声伝送技術だ。ソニーによると、最大990kbpsで伝送し、96kHz/24bitのハイレゾ音源に対応する。同社はSBCの代表的な設定である328kbpsとの比較で、約3倍のデータ量を伝送できると説明している。

LDACには330kbps、660kbps、990kbpsの伝送設定があり、自動調整するモードも備える。無線環境や接続設定によって伝送速度が変わるため、高いビットレートを使うには、送信側の対応と安定した接続環境が重要になる。

日本オーディオ協会は2018年12月7日、LDACをハイレゾオーディオワイヤレスロゴ対応コーデックとして認証した。ソニーは、990kbpsでの伝送が同ロゴの要件を満たすとしている。

Androidでは、2017年のAndroid 8.0からAOSPにLDACが組み込まれた。利用時は端末の対応状況とBluetooth設定を確認する必要がある。iPhoneとの通常のBluetooth接続ではAACを使用し、ほかの機器との接続ではSBCも選択肢となる。

■ConneXアプリの機能とデータの取り扱い

無料の専用アプリ「EDIFIER ConneX」はiOSとAndroidに対応し、日本語でも利用できる。イコライザーやノイズキャンセリングの調整、各種設定のカスタマイズに使い、製品のファームウェア更新にも対応する。基本的な音楽操作、音量調整、ANCモードの切り替えは本体の物理ボタンで行える。

Edifierが公開するアプリ向けプライバシーポリシーは、北京のBeijing Edifier Technology Co., Ltd.が開発・運営するソフトウェアを対象としている。同ポリシーには、Google Analyticsを使ったアプリ内の利用行動や地理的分布の分析、Cookieに類似する技術を使った表示設定などの保存について説明がある。

同社のEUデータ法に基づく透明性開示では、ConneXのユーザーID、登録メールアドレス、機器の接続・切断時の位置情報などがデータ項目として挙げられている。サービスで利用するGoogle AnalyticsやGoogle Mapsについても、IPアドレス、機器識別子、利用履歴、ネットワークから推定する位置情報、利用者が許可した場合の正確なGPS位置情報などを扱うと説明している。

アプリの利用時は、使用する機能に応じてBluetoothや位置情報などの権限を確認したい。OSの設定で許可を変更できる一方、Edifierは、端末によっては近くのBluetooth製品を探すために位置情報の権限が必要になると説明している。音楽再生や本体ボタンによる操作を中心に使うなら、アプリをインストールせずに利用する方法もある。

■中国の関連法が定める協力義務

Edifierブランドを展開する上場会社は「深圳市漫步者科技股份有限公司」で、深圳証券取引所の証券コードは002351。アプリの運営主体である北京の法人と、上場会社を区別して把握する必要がある。

中国の国家情報法第7条は、組織と国民に対し、法に従って国家情報活動を支持・援助・協力することを求める。データセキュリティ法第35条は、公安機関や国家安全機関が国家安全の維持や犯罪捜査のためにデータを取得する際、厳格な承認手続きを経て適法に行うことと、関係する組織・個人が協力することを定めている。

サイバーセキュリティ法にも、ネットワーク運営者による捜査などへの技術支援・協力義務がある。2026年10月時点の同法第39条は、重要情報インフラの運営者が中国国内の業務で収集・生成した個人情報と重要データを国内で保存し、業務上必要な国外提供には安全評価などの手続きを求めている。

Edifierのアプリ向けプライバシーポリシーにも、法令、法的手続き、訴訟、政府当局の強制的な要件などに基づく情報開示の規定がある。アプリを利用する際は、収集する情報、利用目的、権限の設定、開示条件を合わせて確認することが、使い方を判断する材料になる。

元記事: Edifier WH880NB Launches Today: 120-Hour Battery, LDAC, Beijing Data Law

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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