GMOグローバルサイン・ホールディングス AIエージェントの身元と権限を確認する信頼基盤を共同実証

2026年9月25日 13:52

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記事提供元:フィスコ

*13:52JST GMOグローバルサイン・ホールディングス---AIエージェントの身元と権限を確認する信頼基盤を共同実証
GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>は24日、VESS Labs(本社:東京都渋谷区)と共同で、AIエージェント同士が企業を越えて取引する際に必要となる「身元と権限」を確認する仕組みを設計し、実証したと発表した。
生成AIの進化に伴い、AIエージェントが商品の発注や決済を支援・実行することが想定される一方、取引するAIエージェントがどの企業に属し、どの範囲の権限を持つのかを確認する仕組みが課題となっている。事前に登録した相手とのみ接続する許可リスト方式では、初めて接続する相手との取引増加への対応が難しいことから、両社は電子署名されたデジタル証明書であるVC(Verifiable Credentials)を活用した。
2026年4月から9月にかけて実施した本実証では、同社が買い手側、VESS Labsが売り手側のAIエージェントをそれぞれ独立して開発・接続。相互の身元・権限確認、人による購入承認の確認、発注から模擬的な支払い処理までの一連の流れが正しく動作することを確認した。「誰が、誰に、どの範囲まで権限を与えたか」を後から追跡できる仕組みを実装したほか、認証情報の使い回しや失効した証明書の利用、購入内容の不正な変更などを拒否できることも確認。281件の自動テストがすべて正常に完了した。なお、実際の決済や商取引は行っていない。
両社は同日、実証成果をまとめた共同研究レポートを公開した。同社は今後、AIエージェント同士の商取引に関するオープンな標準仕様への対応や、自律的な取引の仕組み等、幅広いユースケースへの応用を検討する。実証で明らかになった課題は関連する標準化コミュニティでの議論にも反映し、AIエージェントを安心して利用できる環境づくりに貢献していく。《KT》