体臭は健康のバローメーター? コニカミノルタが「生活習慣臭」を提唱

2019年8月30日 08:20

コニカミノルタが開発した臭い測定器「Kunkun body」(画像:コニカミノルタの発表資料より)

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 汗の臭いや加齢臭など体臭対策への関心が高まり、制汗剤や消臭剤などが売り上げを伸ばす中、コニカミノルタ(東京都千代田区)は28日、不健康な食生活が続いたときや体調がすぐれないときに体臭が悪化するとして、「生活習慣臭」を提唱。生活習慣の改善による体臭対策を啓発する「生活習慣臭啓発プロジェクト」を始めた。

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 同社では、臭い対策へのニーズの高まりを受け、「ニオイから未来を変えていく」をビジョンに掲げて、体臭の「見える化」に取り組んでいる。その1つとして、口臭や体臭の測定器「KunKun Body(クンクンボディ)」を発売している。

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 今回は「体臭は健康のバロメーターであり、臭いは健康状態と密接に関係する」と訴えている内科医で、「ニオイ評論家」としても活動している桐村里紗さんと共同で生活習慣臭を提唱し、啓発プロジェクトを発足させた。

 プロジェクトでは、生活習慣臭は健康状態の変化を知らせる「カラダの変調アラート」だとして、生活習慣臭を毎日チェックすることで、生活習慣を見直すきっかけにしてもらうことを目的にしている。同社だけでなく、多くの企業に参加してもらい、さまざまな活動を展開していく。

 現在、プロジェクトに参加しているのは、スポーツ用品メーカーのアシックスと、医薬品メーカーの第一三共ヘルスケア、AIを活用したヘルスケアを手がけるベンチャー企業のフィンクテクノロジーズの3社。

 アシックス直営のランニングステーションにクンクンボディの試用機を置き、生活習慣臭を改善する運動習慣を指導するほか、第一三共ヘルスケアとは、歯磨きや洗口液を活用した対策の提言、フィンクテクノロジーズとは、女性をターゲットとしたライフスタイルの見直しの提言を行っていく。

 プロジェクトについて、桐村さんは「生活習慣病対策の必要性が指摘されているが、日々の生活習慣の悪化とそれにともなう体内環境の悪化はなかなか自覚できない。しかし、体内環境の悪化は体臭や口臭の悪化として現れており、ニオイを『見える化』することで生活習慣を改善し、健康を維持してほしい」と話している。

 コニカミノルタが開発したクンクンボディは、たて10センチ、横5センチの小型の測定器で、スマートフォンと連動させると、頭や耳の後ろ、わき、足、口に近づけることで臭いを検知。スマホに測定結果を表示する。

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