清里フォトアートミュージアムで、9月23日まで展覧会を開催中のロバート・フランク氏のご逝去を悼む
配信日時: 2019-09-13 11:30:00
写真家ロバート・フランク氏が、2019年9月9日、カナダのノヴァ・スコシアにて逝去されました。享年94歳でした。清里フォトアートミュージアムでは現在「ロバート・フランク展 - もう一度、写真の話をしないか。」を開催中であり、突然の訃報に接し大変驚くとともに、謹んで哀悼の意を表します。フランク氏は写真の歴史に大きな変化をもたらした偉大な写真家でした。
本展開催にあたり、今年の4月18日に当館学芸員2人が、未発表作品を含む当館収蔵の全フランク作品を持参し、ニューヨークのご自宅を訪れました。フランク氏は、自身の手元を離れてから約40年が経過したプリントの一点一点に目を通しました。彼は過去の様々な苦い経験から、自分の作品の発表に関して非常に強いこだわりを持っていることが知られています。私たちはできる限り誠意を尽くして展覧会の準備にあたってきましたが、フランク氏もそれに真摯に応えてくれました。当館館長である写真家の細江英公もフランク氏とは親交があり、2010年にニューヨークのご自宅を訪ねていますが、今回の展覧会の実現に際して、写真家同士の信頼が大きな後押しとなりました。
本展は、9月23日までという残り少ない会期ではありますが、私たちは偉大な写真家の作品を日本の多くの方にご覧いただくことが叶った喜びと誇りを胸に、会期終了まで、ご来館の皆様をお迎えしたいと思います。みなさまがフランク氏のレガシーを体感し、その今日的意義を語り継いでいただくことが作家へのなによりの追悼となると、私たちは信じています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/193284/LL_img_193284_1.jpg
展覧会案内
■開催情報
展覧会名:ロバート・フランク展 - もう一度、写真の話をしないか。
会期 :2019年6月29日(土)~9月23日(月・祝)
休館日 :毎週火曜日、7月・8月は無休
会場 :清里フォトアートミュージアム
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料 :一般 800円(600円) 大学生600円(400円) 中・高生400円(200円)
※( )内は20名様以上の団体料金
友の会・会員無料
家族割引 1,200円(2名~6名様まで)
<交通のご案内>
車にて:中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分
JR :中央本線 小淵沢駅にて小海線乗り換え 清里駅下車、車で約10分
▼詳細
http://www.kmopa.com/?cat=6
▼開催発表プレスリリース (※終了している内容も含まれています)
https://www.atpress.ne.jp/news/183922
■清里フォトアートミュージアム
https://www.kmopa.com/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
スポンサードリンク
「清里フォトアートミュージアム」のプレスリリース
- 「2020年度ヤング・ポートフォリオ」を清里フォトアートミュージアムが3月20日(土)から開催 東欧からアジア、日本まで、2020年度収蔵作品143点を一堂に展示 ~コロナ禍を越えて青年の情熱が結集~03/19 10:30
- 清里フォトアートミュージアムが、世界の35歳までの若手写真家を対象に「ヤング・ポートフォリオ」の作品公募を開始03/01 10:30
- 清里フォトアートミュージアム(K・MoPA)開館25周年「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」を7月1日開催 ~世界の若手写真家による136点に新たな時代を託す~06/18 10:45
- 「清里フォトアートミュージアム」のプレスリリースをもっと読む
「アート・デザイン」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- ホテル京阪京都グランデ屋上に「URBAN EARTH BBQ」をオープン06/21 14:30
- 日本酒プレミアムラウンジ「一献風月 by PERIE CHIBA」が6月21日(月)17時グランドオープン!06/21 14:30
- 経産省監督「IT導入補助金2021」対象ITツールに、飲食店専用POSレジ『ワンレジ』が登録06/21 14:15
- ワイヤレスで、アナログ信号の取得、デジタル信号の入出力制御が可能なリモートI/Oノードの販売を開始06/21 14:00
- コロナで失われた表現の場、活動の機会を創出 京都で活動する現代アーティスト稲垣 尚毅氏の作品展を「紡 cafe」にて開催06/21 14:00
- 最新のプレスリリースをもっと見る