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2018-12-10 12:00:00
Airspy HF+を使ったアマチュア無線の新たな遊び方の提案 ~ハム仲間を作って、送信を遠隔モニタ、アマチュア無線局の増加対策~

近年、アマチュア無線は、災害発生時の連絡手段として重要性が増しております。一方、アマチュア無線局数は、ピーク時の3割(注1)まで減少しております。主な原因は、高齢化によるものですが、新たな遊び方の提案もありません。今回、無線の専門調査会社であるスペクトラム・テクノロジー株式会社が、インターネットを併用した、新たな遊び方を提案し、無線局数の増加に寄与します。提案する内容は、弊社が販売するAirspy HF+と遠隔モニタを組み合わせて、自局の送信した電波を遠隔地のモニタ局を経由してリアルタイムに確認できます。また、ビームアンテナを使用している局には、アンテナの方向調整にも使用できます。これまで、電波予報(voacap)により時間帯別、周波数別の予報はありましたが、リアルタイムに確認できませんでした。
(注1) 2018年9月末:42万局、1995年:136万局(総務省の無線局統計情報)
1.概要
HF帯(注2)のアマチュア無線の面白さは、海外と簡単に通信したり、仲間どおしで会話を楽しんだりと、キングオブホビーと呼ばれています。日本は、世界のアマチュア無線をリードしてきた実績がありますが、高齢化により無線局がピークの3割まで減少しています。若年層へのアピールも実施しておりますが、インターネット時代に合わなくなっております。
また、災害発生時には、通信インフラが破壊されても、簡単に通信できるため、東日本大震災以降見直しされましたが、現状は、徐々に低下してきています。そこで、インターネット時代に合致した、旧来のアマチュア無線とインターネットを併用した遊び方を提案します。
HF帯の通信は不確実性があり、いつどことつながるか、やってみないとわかりませんでした。一方ヨーロッパなどでは、SDR(注3)によりWebで無線局を公開し、自局の電波がどこまで届くのか確認ができます。日本では、普及していないのが状況です。
今回、弊社は、Airspy HF+と遠隔モニタ装置を組み合わせて、SDRを使ったグループ間でのモニタを可能とします。グローバルに公開することも可能です。(図1.Airspy HF+を使ったアマチュア無線の新たな遊び方 全体構成 参照)
(注2)HF帯とは、3MHzから30MHzの周波数帯を言います。High Frequencyの略語になります。
(注3)SDRとは、Software Defined Radioの略で、無線局をソフトウエアで構築する最新の技術になります。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNzQyMyMyMTI3NjUjMzc0MjNfQWJvU0VDR3RDai5qcGc.jpg ]
2.商品説明
(1)Airspy HF+
受信周波数帯:9KHz-31MHz, 60MHz-260MHz
受信感度:-140dBm
最大入力:10dBm
モニタソフトは、SDR#を使用
価格(税抜き):50,000円
(2)遠隔モニタ装置
Raspberry Pi 3 model B
ケース(白、黒、透明から選択できます)
microSD 32GB(SoftEther VPN、Spy server搭載)
価格(税抜き):30,000円
(3)運用サポート
14日間は無料でサポートします。
3.特徴
(1)自局の送信電波の遠隔モニタ
遠隔地に設置したAirspy HF+と遠隔モニタにより、自局で送信した電波をリアルタイムで確認できます。複数地点でモニタすることにより、当日の電波状況を把握できます。
(2)ビームアンテナの方向調整に利用
遠隔地の受信レベルを見ながら、送信側のビームアンテナの方向調整に利用できます。
(3)複数のハム仲間で遠隔モニタを共有
ハム仲間どおしでモニタを共有することができます。または、グローバルに公開することも可能です。
4.販売開始日
平成30年12月11日(火)より
5.会社情報
スペクトラム・テクノロジー株式会社
所在地:埼玉県所沢市御幸町1番16-1308号
事業内容:無線の可視化により、快適な無線LAN(WiFi)、M2M環境を提供します。現場調査からトラブル対応まで(電波調査、セキュリティ調査、トラヒック調査等により)提供します。またエンジニア向けにAI、IoTなどの学習、開発キットを販売しております。
ホームページ:http://spectrum-tech.co.jp
6.お問合せ先
企業名:スペクトラム・テクノロジー株式会社
担当名:村上正彦
電話番号:04-2990-8881
メール:sales@spectrum-tech.co.jp
詳細資料:https://spectrum-tech.co.jp/products/sdr_spec.html
(参考)
図1.Airspy HF+を使ったアマチュア無線の新たな遊び方 全体構成
以上
提供元:ValuePress!プレスリリース詳細へ
プレスリリース情報提供元:valuepress
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