newmoとKDDI、自動運転タクシーの社会実装に向け資本業務提携

プレスリリース発表元企業:newmo株式会社

配信日時: 2026-11-06 15:45:34

2028年に大阪府堺市で自動運転タクシーの商用化を目指す



newmo株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 青柳 直樹、以下 newmo)とKDDI株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長 CEO: 松田 浩路、以下 KDDI)は2026年11月6日、自動運転タクシーの社会実装に向けた資本提携を締結しました。また、KDDIスマートモビリティ株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 松田 慧、以下 KDDIスマートモビリティ)を加えた3社は、地域の交通課題解決に向けたモビリティ関連事業の展開に関する業務提携を締結しました。
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両提携に基づき、KDDIは、通信、AI計算基盤、遠隔監視、高精度位置測位などの技術を提供し、
newmoが持つ自動運転技術と共創することで、2028年に大阪府堺市での自動運転タクシーの商用化
(注1)を目指します。
加えて3社は、KDDIスマートモビリティのAIオンデマンド交通や自動運転バス・シャトルと連携し、多様な移動サービスを各地域に展開するために、堺市で開発・検証した自動運転タクシーの運行機能を、全国の地域交通事業者に提供することを検討します。さらに将来は、KDDIグループの通信・金融・小売サービスや他産業と連携し、自動運転タクシーを活用した新たなサービスの創出を目指します。
3社は、本提携を通じて地域の課題や移動需要に応じた移動サービスを提供し、安全で持続可能な地域交通の実現を目指します。
1.背景
- 日本の地域交通は、人口減少や高齢化に伴う運転手不足に加え、路線バスなどの減便・廃止による交通空白の拡大が課題となっており、持続可能な移動手段の確保が求められています。こうした課題を踏まえ、政府は2030年度までにバスやタクシーなどの自動運転サービス車両を全国に1万台導入する目標(注2)を掲げています。自動運転サービスを社会実装するには、安全で安定した運行を支える技術基盤に加え、旅客運送事業の運営と車両運行基盤を一体的に整備することが重要です。
- 3社はこれまで、自動運転タクシーの社会実装に向けて連携してきました。KDDIおよびKDDIスマートモビリティは、newmoが事務局を務める「堺市自動運転タクシー実装コンソーシアム」に参画しています(注3)。また、newmoは、自動運転AIモデルの学習にKDDIのAI計算基盤を活用してきました。さらに、KDDIは2026年10月に「アライアンスパーク・プロジェクト」(注4)を始動し、堺を「AI実装の発進基地」と位置づけています。今回の両提携は、こうした連携を軸に、自動運転タクシーの商用化と他地域への展開を加速することを目的としています。

2.両提携に基づく取り組み
(1)newmo自動運転タクシーの社会実装
KDDIは、newmoの自動運転タクシーの社会実装に向け、自動運転車両と遠隔監視拠点を接続する最適化された通信回線、自動運転AIの学習・推論に用いるAI計算基盤、安全な運行を支える遠隔監視、車両の位置を高精度に把握する位置測位技術などを提供します。
(2)地域交通事業者向け自動運転タクシー運行機能の提供
3社は、KDDIスマートモビリティのAIオンデマンド交通や自動運転バス・シャトルとの連携を通じて、堺市で開発・検証した自動運転タクシーの配車・運行管理・遠隔監視などの機能を全国の地域交通事業者に提供し、地域の移動需要に応じた複数の移動サービスの展開を検討していきます。
(3)KDDIグループの顧客基盤およびアライアンスを活用したサービス創出
3社は、地域交通事業者向け自動運転タクシー運行機能の提供に加え、KDDIグループの通信・金融・小売サービスや他産業との連携により、自動運転タクシーを活用した新たなサービスの創出を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137033/77/137033-77-f0579f1a4a54ab5b3d7a34adbde741c0-3008x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<newmoの自動運転タクシー車両>

3.各社の役割
[表: https://prtimes.jp/data/corp/137033/table/77_1_1f6c5d1984857f96a7bf1315843a031f.jpg?v=202611062215 ]
4.各社のコメント
newmo株式会社 代表取締役社長 青柳 直樹
「newmoは『移動で地域をカラフルに』をミッションに、タクシー事業の運営と自動運転技術の開発の両面から、国内の移動課題に取り組んできました。現在は全国で1,900台規模のタクシーを運行しながら、自社の技術で交通課題の解決を目指しています。これまで計算資源の提供をはじめ連携してきたKDDIとの資本業務提携により、自動運転タクシーの社会実装に向けた歩みを一段と加速できることを大変心強く思います。資本面でもパートナーとなることで、長期的な視点で共に取り組める体制が整いました。両社の強みをかけ合わせ、安全で持続可能な地域交通の実現を目指してまいります。」

KDDI株式会社 取締役執行役員常務 CSO 兼 CDO 勝木 朋彦
「KDDIは中期経営戦略『Power-to-Connect 2028』において、通信・AIが労働力を補完する社会を想定し、デジタルベルトなど当社インフラの活用領域を拡張していく方針を策定しました。運転手不足など地域交通の課題が深刻化する中、今回の資本業務提携を通じて、KDDIは通信、AI計算基盤、遠隔監視、高精度位置測位などの技術を提供し、newmoが持つ自動運転技術と共創します。KDDIスマートモビリティのAIオンデマンド交通や自動運転バス・シャトルとも連携し、人と地域をつなぐ、安全で持続可能な地域交通の実現に貢献していきます。」

KDDIスマートモビリティ株式会社 代表取締役社長 松田 慧
「KDDIスマートモビリティは『移動をもっとスマートに、地域をもっとポジティブに。』をミッションに、全国各地でのAIオンデマンド交通の運営や、先行的事業化地域(注5)を中心とした自動運転バスの社会実装に向けた取り組みを通じて、自治体や交通事業者とともに地域の交通課題に向き合ってきました。今回の提携では、こうした地域接点と運行支援の知見を生かしながら、newmoと協業することで、地域ごとに最適な移動サービスを全国へ展開します。効率的で持続可能な地域交通を実現するとともに、出かける喜びや笑顔を地域に届けてまいります。」

(注1)当面はセーフティードライバーが同乗して商用運行することを想定しています。
(注2)国土交通省「第3次交通政策基本計画」(令和7年度~令和12年度)(https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000257.html)
(注3)2026年8月5日 トピックス
「堺市自動運転タクシー実装コンソーシアム」に参画
(https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-1112_4640.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000137033.html )
(注4)2026年10月27日 ニュースリリース 産業創出の実践拠点「アライアンスパーク・プロジェクト」始動
(https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-1209_4784.html)
(注5)デジタル庁「令和7年度(2025年度)自動運転社会実装先行的事業化地域事業」
(https://www.digital.go.jp/policies/mobility/a71c2b0b-0506-43de-b7f8-2cb20172752a#result)

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