求人は出している。でも「働く人」は見える?大阪府の訪問看護・デイサービス1,000事業所を先行調査

プレスリリース発表元企業:株式会社視える化

配信日時: 2026-11-06 15:53:27

株式会社視える化が「採用広報実態調査2026」を実施。大阪府5,661事業所台帳をもとに、先行1,000事業所の発信実態と3,000件超の転職相談から見えた“求職者が本当に知りたい情報”を分析しました



医療・介護・福祉業界に特化した採用ブランディング・広報支援を行う株式会社視える化は、大阪府内の訪問看護ステーションおよびデイサービスを対象に、「採用広報実態調査2026」を実施しています。
本調査では、大阪府内5,661事業所の行政台帳を基礎データとし、そのうち訪問看護500事業所、デイサービス500事業所の計1,000事業所を先行標本として、公式ホームページ、採用ページ、求人媒体、Instagram、動画などの公開情報を独自に確認しました。

今回の調査テーマは、
「事業所が発信している情報」と「求職者が本当に知りたい情報」は一致しているのか。
というものです。

株式会社視える化では、これまで医療・介護・福祉従事者を中心に3,000件を超える転職・キャリア相談に関わってきました。
その中で聞かれるのは、給与や休日だけではありません。
「どんな人が働いているのか」
「管理者はどんな人なのか」
「職場の雰囲気は自分に合いそうか」
「未経験でも教えてもらえるのか」
「入職後に思っていた職場と違ったらどうしよう」
といった、“働き始めた後”に関する声も多くあります。
今回、事業所側の公開情報と、こうした求職者側の声を照らし合わせることで、医療・介護・福祉業界における採用広報の現状を分析しました。
先行調査から見えてきたのは、
「求人情報はある。一方で、“ここで働く自分”をイメージするための情報は、まだ見えにくい。」
という状況です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/177627/6/177627-6-f06038b0ceb00462bb5aa8a8555bd3aa-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



大阪府5,661事業所を基礎台帳に、1,000事業所を先行調査

今回の調査では、大阪府内の訪問看護ステーション・デイサービス計5,661事業所を基礎台帳としています。
内訳は、
訪問看護:2,564事業所
デイサービス:3,097事業所
です。
そのうち、
訪問看護:500事業所
デイサービス:500事業所
計1,000事業所を地域層化した先行標本として調査しました。
先行標本は、ホームページの有無によって対象を選んだものではありません。
2026年10月29日時点では、先行1,000事業所のうち478事業所で公式Webを確認しています。
また、株式会社視える化ではこれまで、医療・介護・福祉従事者を中心に3,000件を超える転職・キャリア相談に関わってきました。
今回の調査では、
「事業所が発信している情報」
と
「求職者が知りたい情報」
の両側から、医療・介護・福祉の採用広報を見ています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/177627/6/177627-6-b84ae2f1baf4f0b1501b84c1c914c269-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



調査結果1. 採用ページは少なくとも43.7%、スタッフインタビューは8.2%

公式Webを確認できた478事業所を基準として、現時点で掲載を確認できた主な情報は以下の通りです。
理念:少なくとも57.1%
採用ページ:少なくとも43.7%
給与:少なくとも32.2%
休日:少なくとも30.5%
教育体制:少なくとも23.2%

一方で、

スタッフインタビュー:少なくとも8.2%
スタッフ写真:少なくとも5.6%
キャリアパス:少なくとも4.6%
1日の流れ:少なくとも3.1%
という結果でした。

採用ページや給与、休日などの「募集条件」に関する情報が確認できる一方で、
「誰と働くのか」
「1日をどのように働くのか」
「入職後にどのように育っていくのか」
「どのようなキャリアを描けるのか」
といった、実際の職場をイメージするための情報は、現時点で確認できる割合が低い結果となっています。

※上記割合は、公式Webを確認できた478事業所を基準に、「掲載あり」と確認できた件数から算出した下限値です。未確認・未調査・確認不可の項目を「掲載なし」として集計していません。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/177627/6/177627-6-49862c9ff7d8e73f45667d17d9e3757e-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「採用ページがある」と「働く場所が分かる」は同じではない

今回の調査で株式会社視える化が注目しているのは、単純に「採用情報があるか、ないか」ではありません。
採用ページは、公式Webを確認できた事業所のうち少なくとも43.7%で確認できました。
つまり、採用について何も発信していないわけではありません。

一方で、
スタッフインタビューは8.2%
1日の流れは3.1%
キャリアパスは4.6%
という結果でした。

給与や休日は、求職者にとって当然重要な情報です。
しかし、実際に転職先を決める際には、
「どんなスタッフと働くのか」
「どんな雰囲気の職場なのか」
「管理者は何を大切にしているのか」
「未経験でも安心して働けるのか」
「入職後にどのように成長できるのか」
といった情報も、職場を選ぶための重要な判断材料になります。

株式会社視える化では、
「条件を伝える採用」から、「働く場所を伝える採用」へ。
医療・介護・福祉業界の採用広報には、こうした視点が今後さらに必要になると考えています。

3,000件超の転職・キャリア相談を通じて見えてきた「求職者の本音」

株式会社視える化では、これまで医療・介護・福祉従事者を中心に3,000件を超える転職・キャリア相談に関わってきました。
相談の中では、給与や休日だけではなく、
「職場の人間関係を知りたい」
「管理者がどんな人なのか知りたい」
「教育体制が整っているか不安」
「訪問看護が未経験でも働けるのか」
「どんなスタッフが働いているのか見たい」
「職場の雰囲気を見てから応募したい」
「入職してから“思っていた職場と違った”となるのが怖い」
といった声も聞かれます。

求職者が知りたいのは、単なる求人条件だけではありません。
「自分がこの職場で働く姿を想像できるか」
という情報も、職場選びに大きく関わっています。
※本項目は、3,000件すべてを同一設問で集計した定量調査ではなく、これまでの転職・キャリア相談を通じて見えてきた傾向を整理したものです。

「事業所が伝えていること」と「求職者が知りたいこと」

今回の事業所側の媒体調査と、これまでの求職者との相談内容を並べて見ると、一つの課題が浮かび上がります。
事業所から発信されやすいのは、
・給与
・休日
・仕事内容
・福利厚生
といった募集条件です。
一方で求職者からは、
・どんな人と働くのか
・職場の雰囲気
・管理者の考え方
・教育体制
・未経験者へのフォロー
・キャリア
・自分に合う職場なのか
といった情報を知りたいという声があります。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/177627/6/177627-6-b18f24657e7d8fae862796f82d961c66-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



株式会社視える化では、この情報差を、
「採用広報のギャップ」
として捉えています。
採用できない理由が、必ずしも給与や福利厚生にあるとは限りません。
本当は魅力的なスタッフがいて、教育にも力を入れていて、良い文化がある。
それでも、その情報が求職者へ届いていなければ、「選ばれる理由」にはなりません。
採用広報では、
事業所に魅力があるか
だけでなく、
その魅力が求職者から見える状態になっているか
が重要だと考えています。

株式会社視える化独自の「採用広報チェック10項目」

今回の調査では、事業所の採用広報を整理するため、以下の項目を確認しています。
1:採用ページがある
2:給与・休日が分かる
3:企業・事業所の理念が分かる
4:実際のスタッフの顔が見える
5:スタッフの声がある
6:職場の雰囲気が分かる
7:1日の働き方が分かる
8:キャリア・教育体制が分かる
9:SNSが継続的に更新されている
10:応募・問い合わせ導線が明確

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/177627/6/177627-6-1baecb936f1a48b10c8c50f0266adae3-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



今後は調査データをさらに蓄積し、判定基準を精査した上で、
「採用広報 視える化スコア」
として独自指標化することも検討しています。
単に求人を掲載しているかではなく、
「求職者がその職場で働く自分をどこまでイメージできるか」
という視点から、医療・介護・福祉事業所の採用広報を可視化していく予定です。

「魅力がない」のではなく、「選ばれる理由」として伝わっていない

株式会社視える化 代表取締役 田村拓巳
私自身、理学療法士として医療現場で働いてきました。
その後、多くの医療・介護・福祉従事者の転職やキャリアの相談に関わる中で、
「入ってみたら思っていた職場と違った」
という言葉を何度も聞いてきました。
一方で、事業所へ取材に行くと、
「こんなに良いスタッフがいるのに知られていない」
「こんなに面白い取り組みをしているのに外に伝わっていない」
と感じる現場にもたくさん出会います。
採用できない理由が、必ずしも魅力がないからとは限りません。
魅力はある。でも、“選ばれる理由”として伝わっていない。
そんな事業所はまだ多いと感じています。
株式会社視える化では、求人媒体、SNS、動画、施設紹介新聞などを単体でつくるのではなく、
「誰に、何を、どう伝えれば、この事業所らしさが伝わるのか」
という採用ブランディングの視点から、医療・介護・福祉の採用広報を支援していきたいと考えています。

今後について

株式会社視える化では、今回の調査を起点に、
・大阪府内5,661事業所を対象とした採用広報実態の追加調査
・医療・介護・福祉従事者の職場選びに関する調査
・SNS採用の実態調査
・医療・介護・福祉事業所経営者の採用課題調査
・採用広報に関する独自指標の開発
・ケアマネジャー等を対象とした地域広報・営業に関する調査
などを継続的に実施していく予定です。
今後も、
事業者の声
求職者の声
採用市場
SNS
求人媒体
地域連携
働き方
など、医療・介護・福祉業界のまだ見えていない実態を、データと現場の声の両面から可視化していきます。

~調査概要~
調査名称
大阪府 訪問看護・デイサービス「採用広報実態調査2026」
調査主体
株式会社視える化
基礎台帳
大阪府内5,661事業所
訪問看護:2,564事業所
デイサービス:3,097事業所
先行調査対象
1,000事業所
訪問看護:500事業所
デイサービス:500事業所
行政名簿時点
2026年10月1日
調査方法
各事業所の公式ホームページ、採用ページ、求人媒体、Instagram、Googleビジネスプロフィール、動画コンテンツ等の公開情報を株式会社視える化が独自に確認。
先行標本は、訪問看護500事業所・デイサービス500事業所の地域層化固定標本として抽出しています。
注意事項
本調査は現在も実査継続中です。
本リリース内で公式Web478事業所を基準に示している割合は、各項目について「掲載あり」と確認できた事業所数から算出した下限値です。
未確認・未調査・確認不可を「掲載なし」として扱っていません。
Instagram、Googleマップについては未確認項目が多いため、現時点では大阪府内事業所全体の利用率として推計していません。
また、3,000件超の転職・キャリア相談については、相談内容から見えてきた傾向を補足情報として使用しており、全件を同一条件で集計したアンケート調査ではありません。
株式会社視える化について
株式会社視える化は、医療・介護・福祉業界に特化し、
・採用ブランディング
・採用広報
・SNS企画・運用
・動画企画・制作
・施設紹介新聞制作
・職場紹介メディア「現場のリアル」の運営
・医療・介護・福祉業界に関する調査・分析
などを行っています。
「想いを、繋がるカタチに。」
を理念に掲げ、企業・事業所が持つ想いや魅力を、求職者、利用者、家族、地域へ伝え、その先の「人と人とのつながり」を生み出す支援を行っています。
求人条件だけでは伝わりにくい、
「人」「文化」「理念」「現場の空気」
まで可視化し、医療・介護・福祉業界の採用・広報・ブランディングを支援しています。
会社名:株式会社視える化
代表取締役:田村拓巳
https://mieru-mieruzo.com

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