アーティストと専門人材が協働し、京都から世界へ発信│「CP Lab. 公募プログラム」に4事業を採択
配信日時: 2026-11-04 13:05:00



~11月からは「アートと社会をつなぐ基礎講座」も開講 ~
京都芸術センターを拠点に活動するCreative Professionals Lab. Kyoto(京都市中京区、以下CP Lab.)は、2026年8月、「CP Lab. 公募プログラム ― 海外展開と協働のための実践公募 ―」において、82件の応募から4件の事業を採択しました。
本公募プログラムの特徴は、作品制作にとどまらず、アーティストとアートコーディネーター等の中間支援人材による協働を重視しています。採択された4件は、2028年3月までに、京都市内及び海外での発表を予定しています。CP Lab.は、企画制作や発表に向けた支援を通じて、文化芸術活動の海外展開と、持続的な活動基盤の構築を目指します。
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左上 前田耕平「あわいの島プロジェクト」、右上 古舘健 「COMPOSITIONS」(©︎Takeshi Asano)、 左下Bridge Studio 「Playtest Taiwan: 都市・占術・遊びのための国際協働実践」、 右下 Porous Action 「Reversible Perspectives in Cross-Cultural Practice(異文化間の制作における反転可能な視点) クラフト実践とワークショップを通じたデザインをめぐる問いの探究」
協働体制と海外展開の構想を重視し、4件を採択
CP Lab.では、未来の文化芸術を担う人材の活動環境を充実させるため、アーティストやクリエイターだけでなく、その創作活動を支えるアートコーディネーターやアートマネージャー等の育成にも取り組んでいます。
今回の公募では、作品や企画の内容に加えて、アーティストやクリエイターと、創作を支える専門人材との協働体制が具体的に構想されていること、また、海外展開に向けた計画に実現性と展望があることを重視し、4件を採択しました。
採択されたプロジェクトは、2026年8月から2028年3月まで、企画制作費の支援に加え、プロジェクトの設計から発表までの運営支援や広報サポートを受けながら、それぞれの構想を海外展開に向けた具体的な実践へとつなげていきます。
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採択事業詳細
■前田耕平「あわいの島プロジェクト」(メディア芸術)
「あわいの島プロジェクト」はアーティストが動物園という場所を起点に、人と動物の関係や可能性について考えていくサーチプロジェクト。2022〜2024年、アーティスト前田耕平はアドベンチャーワールドと協働し、前進となる「動物園の未来ラボ アーティストリサーチプロジェクト」を実施した。そこから生まれた映像作品《あわいの島》を出発点に、2026年度より海外の動物園での上映と対話のプログラムを試みる。人と動物、自然と人工、教育と娯楽、管理と共生などさまざまな関係のあわいを見つめる。作品と共に行脚するアーティストが「媒介者」となり、それぞれの場所で生まれていく体験や疑問を共有する場をつくる。
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前田耕平「あわいの島プロジェクト」
■古舘健 「COMPOSITIONS」(メディア芸術)
《COMPOSITIONS》は、古舘健がこれまで音、映像、電子工作、プログラミング、テキスタイルなどを横断して培ってきた実践を、「作曲」という概念のもとに再構成するプロジェクトである。自作楽器や自動演奏装置、光学・電子装置によるインスタレーション、奏者の身体が介在するパフォーマンスを通して、現象と身体による知覚の変容を探る。過程で生まれる試作や断片も個別に提示し、最終的にはそれらを統合することで、現象、装置、身体、空間を対象とした新たな独自の作品形式の可能性を探る。
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古舘健 「COMPOSITIONS」(©︎Takeshi Asano)
■Bridge Studio 「Playtest Taiwan: 都市・占術・遊びのための国際協働実践」(建築)
京都と台湾を往復しながら、占い・風水・家相・方位・儀礼など、都市や建築の認識や行動を形づくる「占術的想像力」を基点に、遊び・ゲーム・建築・メディアアートを通して再考する国際協働プロジェクト。台湾のクリエイターを京都に招く約1か月のレジデンスと継続的なプレイテストを行い、その問いと実践を台湾へつなぎ、Bridge Holeとともに台北/新北市でPlaytest Taiwanを展開予定。完成作品だけでなく、リサーチ、試作、ルールの変更、地域との関わりのプロセス自体を公開・記録する。
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Bridge Studio 「Playtest Taiwan: 都市・占術・遊びのための国際協働実践」
■Porous Action 「Reversible Perspectives in Cross-Cultural Practice(異文化間の制作における反転可能な視点) クラフト実践とワークショップを通じたデザインをめぐる問いの探究」(工芸)
本プロジェクトは、クラフトの実践を通じて、素材や道具、人との関わりから、デザインが見出される場と、そこでの制作主体のあり方を捉え直す試みである。京都で伐り出した一本の木を起点に制作を進め、2027年にイタリアで予定している展示では、素材に加える操作と、素材がもたらす作用の関係に着目したデモンストレーションを行い、京都でのワークショップをもとに制作した映像も展示する。ポラスアクションが志向するクラフトの実践を国際的な場へ開き、異なる文化との出会いや対話を通じて、制作という営みそのものの可能性を探る。イタリアで得た知見を京都での実践につなげ、発展させることで、クラフトとデザインの土壌を育てることを目指す。
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Porous Action 「Reversible Perspectives in Cross-Cultural Practice(異文化間の制作における反転可能な視点) クラフト実践とワークショップを通じたデザインをめぐる問いの探究」
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2026年11月、「アートと社会をつなぐ基礎講座」が開講
CP Lab.では、アーティストやクリエイターの創造活動を支える専門人材の育成にも取り組んでいます。その一環として展開する講座プログラム「Creative Track」では、2026年10月より開講している工芸・建築・メディア芸術の3分野に続き、11月17日(火)から、基礎講座シリーズ「アートと社会をつなぐ基礎講座」が開講します。ファンドレイジング、広報、プロジェクトマネジメントといった、活動を継続的に運営していくための実践的スキルに加え、気候変動、現代史、マイノリティなど、創作の背景になることも多い社会的テーマも扱います。実践力と批評的視点の両方を養い、アートワーカーとしての活動の土台を築くことを目指します。
CP Lab. 講座プログラム「Creative Track」 アートと社会をつなぐ基礎講座(全6回)
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左から、藤原辰史/若林朋子(撮影:安田有里 ⒸKo Na design)/ロジャー・マクドナルド/橋本昇/ほんまなほ/福島京(©Misa Shinshi)
■会場:京都芸術センター(京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)
■料金:基礎|各回1,500円(25歳以下(※):1,000円) ※2026/4/1時点
工芸・建築・メディア芸術|各回2,500円(25歳以下(※):1,500円) ※2026/4/1時点
■申込フォーム:https://teket.jp/15894/75771
(申込締切:各回開催前日17:00)
基礎講座の詳細や、工芸、建築、メディア芸術分野の内容等は、CP Lab. 公式ウェブサイト(https://cpl.kyoto/programs/track/
)をご覧ください。
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本件に関するお問合わせ先
京都芸術センター
Creative Professionals Lab. Kyoto
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
Email: cpl@kac.or.jp
TEL: 070-4450-1157 FAX: 075-213-1004
関連リンク
前田耕平公式ウェブサイト
https://koheimaeda.com/
古舘健Instagram
https://www.instagram.com/ken.furudate/
Bridge Studio公式ウェブサイト
https://www.brdg.to/ja/
【CP Lab.】 公募+モデルプログラム
https://cpl.kyoto/programs/practice-program/
【CP Lab.】 講座プログラム 基礎分野
https://cpl.kyoto/programs/track/core/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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