ISEKADO、バイオ企業ちとせと微細藻類スピルリナの限定商品を開発
配信日時: 2026-11-04 14:00:00
微細藻類を育てる企業と、野生酵母を扱うブルワリーが「ちとせのセゾン ―みどり―」を11月11日に発売
クラフトビール「ISEKADO(伊勢角屋麦酒)」を展開する有限会社二軒茶屋餅角屋本店(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:鈴木成宗)は、バイオ企業群のちとせグループ(本社:シンガポール、CEO:藤田朋宏)と共同開発した限定醸造の発泡酒「ちとせのセゾン ―みどり―」を、2026年11月11日に数量限定で発売します。ちとせグループの技術から生まれたスピルリナ製品※1「タベルモ(R)」を仕込みに使い、伊勢の森で採取した自社の野生酵母「KADOYA1」で発酵させた、アルコール分 2.5%のセゾン※2です。微細藻類を育てる企業と、野生酵母を扱うブルワリー。異なる微生物と向き合ってきた2社が、それぞれの技術を持ち寄りました。ISEKADOは2026年10月、ちとせグループが運営する産業横断型共創イニシアチブ「MATSURI」にも参画しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86893/54/86893-54-e454b15488e35c0d5d1db9b18185c81d-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ちとせのセゾン」。新緑を思わせる鮮やかな緑色の外観。
※1 スピルリナ:微細藻類と呼ばれる小さな藍藻の一種です。スーパーフードとしても知られています。
※2 セゾン:ベルギー南部の農家で、農作業の時期に飲まれていたとされるビアスタイルです。軽やかな飲み口と、酵母に由来するスパイシーな香りが特徴です。
■ 未来の素材、原点に近いスタイル
ちとせグループは、微細藻類をはじめとする小さな生き物の力を引き出す研究と事業開発に取り組んできたバイオ企業群です。スピルリナを加熱せずに生のまま急速冷凍し、スピルリナ製品「タベルモ」として食卓に届けてきました。地球に降り注ぐ太陽光を最も効率よく暮らしの糧に変えられる微細藻類を、同グループは次世代の素材と位置づけています。本商品は、ちとせグループからの依頼をきっかけに開発しました。ISEKADOは、この次世代の素材を誰にでも飲みやすい一杯にするため、低アルコールのセゾンを選びました。セゾンはもともと、農作業の合間に飲まれていた軽いビールとされます。未来の素材を、原点に近いスタイルで仕込んでいます。
■ スピルリナと野生酵母、重なる2つの香り
原料には、加熱乾燥した粉末ではなく、冷凍の生スピルリナを使いました。一般的なスピルリナは、乾燥を経て商品化されます。生の原料を選ぶことで、スピルリナの香りを穏やかにしています。仕込んでみると、スピルリナは海苔のような香りをもたらしました。当初は狙っていなかった香りです。ところがこの香りは、野生酵母「KADOYA1」が生むフルーティでスパイシーな香りと相性のよいものでした。2つの香りが重なり奥行きが生まれています。
KADOYA1は、代表の鈴木成宗が伊勢の森で採取し、単離した野生酵母です。ベルジャン系とアメリカン系の両方の香気特性を持ちます。ISEKADOの定番商品「ヒメホワイト」にも使っています。
■ 低アルコールを支える飲みごたえ
アルコール分を抑えると、味わいまで薄くなりやすくなります。本商品は、麦芽の設計で飲みごたえを支えました。大麦麦芽に、小麦麦芽とオーツ麦麦芽を組み合わせています。ホップは、Mosaic(モザイク)、Strata(ストラタ)、Columbus(コロンバス)の3品種を使いました。苦味の強さを示すIBU※3は25と標準的です。
※3 IBU:International Bitterness Unitsの略で、苦味の強さを表す指標です。数値が大きいほど苦味が強くなります。
■ 味わい
外観は、新緑を思わせる鮮やかな緑色です。光に透かすと、緑がいっそう明るく見えます。香りは、海苔のような磯の香りに、柑橘を思わせるフルーティな香りとスパイシーなニュアンスが重なります。口に含むと、軽やかな口当たりからほのかな旨みが広がり、すっきりとドライに切れていきます。軽い飲み口で、食事にも合わせやすい一杯です。飲み頃温度は5℃から8℃を推奨します。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86893/54/86893-54-6d7a985e0a24a906801eab8e561c2dde-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 研究開発型ブルワリーとしての取り組み
ISEKADOは、野生酵母の分離、培養、発酵制御を自社で行う研究開発型ブルワリーです。博士号や修士号を持つスタッフが在籍し、微生物を科学的に扱う体制を整えています。代表の鈴木成宗は、2017年に野生酵母の研究で博士号を取得しました。伊勢の森の酵母のほか、奄美大島の草花から採取した野生酵母を使ったビールなども手がけてきました。2026年6月には、静岡大学「発酵とサステナブルな地域社会研究所」との共同研究によるビールを発売しています。技術をOEM事業「テロワールプラン」として社外にも開放しています。
■ MATSURIへの参画
ISEKADOは2026年10月、ちとせグループが運営する産業横断型共創イニシアチブ「MATSURI」に参画しました。MATSURIは、バイオエコノミーの推進を掲げる取り組みです。2021年に藻類産業の構築を目指して始まり、現在は発酵生産や資源循環などにも領域を広げています。ISEKADOは、野生酵母を扱ってきた知見を生かし、参画企業との共創に取り組みます。■ 関係者コメント
「結論から申し上げますと、私自身は光合成はできませんでした。光合成の名手である藻にならって、完成したお酒を手に晴れた日に外に座ってみた結果です。ただ、藻がなぜ日なたを好むのかは少し分かった気がします。藻に夢中な私たちと、酵母にぞっこんのISEKADOさん。微生物に魅せられた2社だからこそ生まれたクラフトビールです。皆さんもぜひ晴れた休日に、光合成気分を味わってみてください。」(ちとせグループ代表取締役CEO 藤田朋宏)
「『昼から堂々とお酒を飲みたい。』そんな密かな野望を叶えるコンセプトを設計しました。合言葉は『光合成、しよう』。光に映える美しい緑色、低アルコール、そしてコンセプトを実現する確かな技術力。今までにない体験をお届けするために試行錯誤を重ねました。ぜひ太陽を感じながら五感で楽しんでください。」
(ちとせ研究所 Senior BioEngineer 切江志龍)
「当社は、酵母の単理や育種など酵母研究に注力しているのが強みのひとつのクラフトブルワリーです。ちとせさんは、微細藻類という別の微生物を食品にしてきた会社です。扱う生き物は違っても、小さな生き物の働きを産業にするという点では同じ方向を向いています。MATSURIへの参画も、その延長にあります」
(有限会社二軒茶屋餅角屋本店 代表取締役社長 鈴木成宗)
「スピルリナは乾燥粉末ではなく、冷凍の生スピルリナをたっぷり使いました。仕込んでみると、海苔のような香りが出てきました。予想外の香りでしたが、自社の野生酵母と思いのほか相性がよく、酵母のフルーティでスパイシーな香りに海苔のニュアンスが重なって、低アルコールとは思えない奥行きが出ました」
(ISEKADO CTO 山宮拓馬)
■ ちとせグループについて
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86893/54/86893-54-c20daf10448f0d897530b117f84565e0-3900x1390.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ちとせグループは、千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を残すことを目指すバイオ企業群です。国や多くの企業と協力し、経済合理性を成立させながら技術を社会に展開しています。
・グループ統括:CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(設立:2011年10月/本社:シンガポール/代表者:CEO 藤田朋宏 Ph.D.)
・中核法人:株式会社ちとせ研究所(設立:2002年11月/本社:神奈川県川崎市/代表者:代表取締役CEO 藤田朋宏 Ph.D.、代表取締役COO 釘宮理恵)
・URL:https://chitose-bio.com/jp/
■ 商品概要
- 商品名:ちとせのセゾン ―みどり―- スタイル:セゾン(Saison)
- 品目:発泡酒(麦芽使用率50%以上)
- スペック:アルコール分 2.5%/IBU 25/350ml缶
- 原材料の特徴:スピルリナ製品「タベルモ」、ISEKADOオリジナル野生酵母「KADOYA1」を使用
- 発売日:2026年11月11日(水)
- 価格:1,000円(税込)
- 数量:数量限定
- 販売チャネル:ISEKADO公式オンラインショップほか ▶︎公式オンラインショップ(商品ページ:発売日15時に公開予定)
https://www.biyagura.jp/c/allitems/chitose-c-1p
▶︎楽天市場(商品ページ:発売日15時に公開予定)
https://item.rakuten.co.jp/isekadoyabeer/chitose-c/
- 販売元:有限会社二軒茶屋餅角屋本店、CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. 日本支店(ちとせグループ)
- 飲み頃温度:5℃~8℃
- 賞味期限:充填より180日(10℃以下で要冷蔵)
- 注意事項:微細藻類(スピルリナ)を使用しており、ビタミンKを含みます。海藻や藻類でアレルギー症状の出たことのある方、抗凝固薬を服用中の方などは、缶の注意表示をご確認ください。
- レシピ作成:ISEKADO CTO 山宮拓馬
- 共同開発:ちとせグループお酒は20歳になってから。
■ 会社概要
- 会社名:有限会社二軒茶屋餅角屋本店- 代表者:代表取締役社長 鈴木成宗
- 所在地:三重県伊勢市神久6丁目8番25号
- 創業:1575年(天正3年)
- 事業:餅菓子「二軒茶屋餅」(1575年~)、味噌・醤油醸造(1923年~)、クラフトビール「ISEKADO(伊勢角屋麦酒)」(1997年~)の3部門
- URL:▼コーポレートサイト:https://www.isekado.co.jp▼ECサイト:https://www.biyagura.jp▼OEMサイト:https://oem.isekado.co.jp
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- ISEKADO、実験醸造40作目は味噌樽熟成ワイルドエール09/24 11:00
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