大林組、蔵衛門を建築現場に全社導入。工事写真を「情報資産」へ

プレスリリース発表元企業:株式会社ルクレ

配信日時: 2026-10-26 11:30:00

写真データをリアルタイムに構造化し、技術継承と施工品質の向上を加速



株式会社ルクレ(以下、ルクレ)が提供する建設DXプラットフォーム「蔵衛門」が、株式会社大林組の建築現場に全社導入されました。本導入により、工事写真を単なる“提出書類”から、現場の知見が詰まった“高密度な情報資産”へ変換します。データを蓄積・活用することで、技術継承と施工品質の標準化を推進します。

「蔵衛門」公式サイト:https://www.kuraemon.com/

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■ 導入の背景

大林組では「データ流通」「情報の一貫利用」「標準化」を掲げ、全社DXを推進しています。その中で、現場で最も高頻度に生み出される「工事写真」は、熟練者の判断や工夫が詰まった高密度なデータとして重要視されています。
その一方で、これまでは写真の撮影・整理にかかる現場の作業負担や、協力会社との情報共有におけるタイムラグが課題でした。また、現場ごとの運用差により貴重な知見やデータが全社へ波及しにくい側面もありました。

そこで、現場レベルの業務効率化と全社的なデータ資産化の両立に向け、直感的な操作性と強固な共有基盤を持つ『蔵衛門クラウド』の活用推進を決定しました。

■ 現場の一次情報を「情報資産」へ変革する3つの運用


1. 現場の判断を加速する「リアルタイム共有&自動台帳化」
撮影した写真は即座にクラウドに集約され、AIが自動で整理・台帳化。最新の現場状況が画面上で可視化されるため、担当者・担当業者から事務所・支援部署への迅速な共有を実現します。
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2. ベテランの知見を型にして学ぶ「電子黒板の資産継承」
優良工事のフォルダ構成や黒板を新規現場へそのまま展開。熟練者の「管理のノウハウ」を正解の型として継承し、若手でも迷わず正しい基準で記録できます。
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3. 協力会社を巻き込み、全社クオリティを守る「アクセス権限」
フォルダごとに適切な権限を設定し、協力会社には担当範囲を共有。大林組の標準ルールに沿って協力会社からの情報を集められるため、全社での施工品質を維持します。
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■ 全社展開を支えるセキュリティ認証(SSO連携)

大手ゼネコンにおけるクラウド導入において、最大の課題となる「厳格なセキュリティガバナンス」の確保と「現場の導入障壁の軽減」を両立するため、Microsoft Entra IDによるSSO(シングルサインオン)を構築しました。

社内統合IDによる一元的な認証・アクセス制御を行うことで、現場での個別ID発行やログイン操作の手間を削減。セキュリティリスクを最小限に抑えながら、全国の工事現場へ『蔵衛門クラウド』をスムーズに横展開・定着させる運用環境を実現しています。

■ 大林組様からのコメント

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株式会社大林組
建築本部 デジタル・テクノ企画部
部長
小島 健司 様

協力会社を含めたプロジェクトのメンバーとリアルタイムで情報共有でき、“ひとり作業”の解消と現場の負担削減を実感しています。「蔵衛門」ならではの直感的な操作性により、教育コストがかからない点も現場への浸透を期待できるポイントです。



株式会社大林組
DX本部 高度デジタルソリューションセンター 先進技術部
先進技術課 係長
西田 拓也 様

「蔵衛門」の“写真を軸にデータを資産化する”思想が、当社のDXビジョンと深く共鳴し導入を決めました。写真をきっかけに施工データを蓄積・構造化することで、全社的なデータ活用推進に役立つと考えています。


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■ 今後の展望

「蔵衛門」は、工事写真データの活用領域をさらに拡大してまいります。今後は、BIMデータと連携した配筋検査のデジタル化や、ウェアラブルカメラを用いた安全管理の可視化など、先端技術との統合を推進します。工事写真を起点とした建設DXプラットフォームとして、現場の業務効率化にとどまらず、業界全体の品質管理と生産性の高度化に貢献してまいります。

■「蔵衛門(くらえもん)」とは

1998年に発売した台帳作成ソフト『蔵衛門御用達』によって写真管理に忙殺される現場監督の負担を軽減。発売以来、大手ゼネコンから小規模工務店にまで導入されています。さらに2014年には、建設業界が推奨する“電子黒板”を搭載したタブレット『蔵衛門Pad』を発売しました。業界に特化し業務効率を底上げするツールとして、国土交通省が定めるNETIS(※)で最高評価(VE)を獲得しています。

建設業への残業規制を背景に、2022年4月からは、現場アプリ・共有クラウド・パソコンソフトをプラットフォーム化した『蔵衛門プレミアム』を提供開始。現場の誰もが関わる工事写真を起点とすることで、現場監督ひとりに集中していた作業を分担できます。日常的な写真業務から導入できるため現場への浸透・定着もスムーズです。工事写真からはじめる建設DXプラットフォーム「蔵衛門」は、施工に関わるすべての人々の業務効率化を推進してまいります。
※ NETIS(New Technology Information System:新技術情報提供システム)

蔵衛門 公式サイト

株式会社ルクレ
株式会社ルクレは「『記録』で世界をアップデートする。」をミッションに掲げ、フィジカル産業が抱える現場とデスクの情報の分断という構造的課題を解消し、組織全体の生産性を最大化する「記録DXプラットフォーム」を提供しています。

代表取締役:有馬 弘進(ありま ひろのぶ)
本社所在地:東京都港区北青山一丁目2番3号 青山ビル3F
会社設立:1995年9月20日
証券コード:648A(東京証券取引所グロース市場)
コーポレートサイト:https://lecre.jp/
IR情報:https://lecre.jp/ir/

※ 「蔵衛門」は、株式会社ルクレの登録商標です

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