and°、東大阪の内装元請けGO.REFORMと業務提携。7月から現場で使ってきた図面の拾い出しAIを、11月から協力業者も使えるようにする。10月はまず3社で先行し、使うかどうかは各社が決める
配信日時: 2026-09-26 11:55:23
協力業者の見積は、現場から帰ってからの夜の仕事です。図面を送れば、数量の下書きが出ます。単価は自分の過去の見積から出て、元請けの単価は出ません。AIが作るのは下書きまで。確定するのは人です
株式会社and°(アンド。本社 東京都千代田区、代表取締役 石川直輝)は2026年9月18日、株式会社GO.REFORM(ゴーリフォーム。本社 大阪府東大阪市、代表取締役 田畑陽平)と業務提携を結びました。
狙いは1つです。協力業者が夜に作る見積のうち、数量を拾うところまでをAIが下書きします。道具を作って直すのはand°です。現場で使って、どこを直すかを伝えるのがGO.REFORMです。
協力業者が入れた図面と単価は、GO.REFORMにもほかの協力業者にも出ません。GO.REFORMには、これまでどおり見積書が渡ります。受発注のやり方も、これまでどおりです。
and°が開発した「図面の拾い出しAI」を、GO.REFORMは2026年7月から現場で使ってきました。図面のPDFを送ると、AIが床・天井・壁・巾木・廻り縁・建具・窓の数量を拾い、拾い出し表の下書きを作ります。図面を撮った写真でも読みますが、寸法が読めない分は「現地で測る」行として残り、どこを測ったかが行ごとに付きます。
9月からは、その数量の隣に単価も出るようになりました。出るのは、使う会社が過去に自分で出した見積の単価です。協力業者が使えば、その協力業者の単価が出ます。AIが作るのは下書きまでで、数量も単価も、見積を出す本人が押して確定します。
この仕組みを2026年11月から、使いたい協力業者から順に使えるようにします。
提携の背景 GO.REFORMも協力業者も、見積は夜の仕事
GO.REFORMでは、見積は現場から帰ってからの仕事でした。図面から壁の面積と建具の数を拾い、材料と手間に単価を当て、諸経費を乗せます。これを夜にやるのが現場に出ている社長と現場管理者です。現場が重なると、見積が遅れます。
協力業者も同じです。現場から帰って、夜に見積を作ります。GO.REFORMの現場を回している協力業者です。元請けは見積が返ってくるまで待ちます。見積が遅れた分、工期が延びます。
GO.REFORMは、2024年10月に東大阪で設立した内装リフォームの元請けです。店舗、マンション、オフィスの内装工事を請けています。and°はAI開発の会社です。この2か月、GO.REFORMの現場で使ってもらっては、使った人の指摘でand°が直してきました。提携のあとも同じです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/191394/1/191394-1-62a34d4e38518c8b994af84691fb5c9f-1920x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 道具を作るand°、現場で使うGO.REFORM、これから使う協力業者
提携の中身
1. GO.REFORMの現場で、使いながら直し続ける
GO.REFORMは、拾い出しAIを現場で使い続けます。使いにくいところ、数え方が現場と違うところは、GO.REFORMからand°へ。and°が直したものを、次の現場でまた使います。
2. 協力業者も同じ仕組みを使える 単価は自分の過去の見積から。使うかどうかは各社の判断
使いたい協力業者は、GO.REFORMの案件をLINEで受け取れます。図面を送れば、数量の下書きが出ます。あとは、直して見積を返すだけです。現場の写真は、GO.REFORMの案件の記録に残せます。送るかどうかは協力業者の判断です。
変わらないこともあります。GO.REFORMの担当者とのLINE・電話・メールでの受発注は、これまでどおりです。毎朝の案件一覧はGO.REFORMの社内に届くもので、協力業者には届きません。協力業者には、自分が引き受けた案件の連絡だけが届きます。
届くのを待つだけでなく、協力業者の側から見にいくこともできます。手が空いた日にLINEで「空いた」と送ると、GO.REFORMが協力業者に出すと決めた案件が見られます。どの案件を出すかは、案件ごとにGO.REFORMの判断です。出さない案件は、これまでと同じです。担当者から声がかかります。
使うかどうかを決めるのは協力業者です。使わない会社にも担当者から声をかけます。使わないことを理由に、GO.REFORMが発注の条件を変えることはありません。
2026年10月に協力業者3社へ先に渡し、直したうえで、11月から順に広げます。
協力業者が拾い出しAIに入れた図面と単価は、GO.REFORMの画面にも、ほかの協力業者の画面にも出ません。GO.REFORMに渡るのは、これまでと同じく、協力業者が送った見積書の数字です。逆も同じで、GO.REFORMの単価が協力業者の画面に出ることもありません。
and°の担当者は、直すときに中を見ることがあります。見た内容を、ほかの会社への営業に使うことはありません。AIの学習にも使いません。過去の見積としてお預かりした分も、同じ扱いです。
消してほしいと言っていただければ、その会社の図面と単価は消します。
3. 協力業者が使ったあとで、ほかの内装の元請けへ
協力業者が使い、and°が直したあとで、ほかの内装の元請けも使えるようにします。GO.REFORMは、最初に使った会社として、社内で使っている手順をほかの元請けに見せます。図面や単価は見せません。ほかの元請けへ広げるときも、協力業者が入れた図面・単価・見積は使いません。時期は、改めて発表します。
いま動いているもの
ここから先は、GO.REFORMが日々使っているものです。取材の日にも、同じ画面をお見せします。
図面の拾い出しAI PDFを送ると、巾木・廻り縁まで数量の下書きが出る
拾い出し表に出るのは、床・天井・壁・巾木・廻り縁・建具・窓の数量です。寸法が書いてある図面は、AIの目分量に頼りません。図面に引いてある寸法線の長さを、そのまま数字にします。写真で撮った図面の場合、数量にできるのは寸法が読める分だけです。現場の写真からは、仕上げと什器(店舗の棚やカウンター)を読み取ります。
行ごとに、どこを測ったかと、その数字がどれくらい当てにできるかの印が付きます。当てにできない行は、金額に入れません。「現地で測る」行として、分けて残す扱いです。寸法の無い間取り図や手書きのスケッチでは、この行が増えます。
数量の隣に、自分の会社が過去に出した見積の単価が出ます。ほかの会社の単価は出ません。直近の値・件数・値の幅と、どの見積から取ったかも一緒に出ます。平均は出しません。使うかどうかは人が押して決めます。
過去の見積をPDFでLINEに送ると、その会社だけの単価表に入ります。何十件もある場合は、and°がまとめて入れます。品名の書き方が見積ごとに違っても、人が1回「これは同じ品」と教えれば、次から同じ扱いです。
数量と単価から、見積書を作ります。諸経費、値引き、消費税を入れて印刷できます。アプリは要りません。スマホやパソコンのブラウザで、そのまま使えます。
使い始めの設定はand°の仕事で、使う会社は図面を送るところから始めます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/191394/1/191394-1-16e168127f3336dcf22e49dfe06b8750-1920x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 図面を送ってから、見積書になるまで
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/191394/1/191394-1-49890f04e22db434d099b835f14527eb-2300x536.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
拾い出しAIの画面
LINE公式アカウントで回す案件の一覧 「空いた」と送れば、引き受けられる案件を見られる
GO.REFORMの社内では、案件をLINE公式アカウントで登録しています。「新規案件」と送ると案件が登録され、「空いた」と送ると、手の空いた人が引き受けられる案件が出ます。
毎朝、その日の案件一覧をLINEに届ける仕組みも用意しています。見積の期日が近い案件は、その先頭に出ます。11月からは、協力業者も「空いた」と送れば、引き受けられる案件を見られるようにします。
案件の地図 どこで動いているかを、社内で見ている
GO.REFORMの社内では、案件がいまどこで動いているかを地図でも見ています。住所が入っていない案件は案件名から都道府県を推定して置き、推定した案件にはその印が付きます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/191394/1/191394-1-79bd68fbfdaaa327c72daf064999870d-1660x1540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
案件の地図(顧客名は伏せています)。地図の形は国土数値情報(国土交通省)を加工して作成
AIは下書きまで。確定するのは人
見積を出す本人が、数量と単価を行ごとに押して確定します。押すまで、金額は動きません。
両社代表のコメント
株式会社GO.REFORM 代表取締役 田畑陽平氏
「見積は、現場から帰ってきてからでした。ヘルメット脱いで、飯食うて、そこから図面を広げます。7月から、まず自分の見積で使ってみました。うちの数え方と違うところは、そのたび文句を言うて直してもろてます。いまは、数量が並んだところから始められる。ゼロから拾わんでええのは、正直でかいです。
うちだけ楽になっても、現場は回りません。拾うのがしんどいのは、うちより協力業者さんのほうです。同じ道具を、使えるようにします。
先に言うときます。皆さんが拾い出しAIに入れた図面と過去の単価は、うちの画面には出ません。うちに来るのは、これまでどおり見積書です。単価を覗くための道具やったら、うちが先に断ります。使うか使わへんかは、そっちで決めてください。使わへんからというて、仕事の出し方を変えることはしません。
いま、現場が増えてます。関東でも一気に増えてて、これから全国へ広げていきます。うちだけでは手が足りません。同じ道具を持って、一緒に走ってくれる会社を探してます。
協力業者さんが夜にかけている時間と、うちが見積を待つ時間。この2つを減らしたい。それだけです。」
株式会社and° 代表取締役 石川直輝
「机の上で動いても、現場で動くかどうかは、使った人にしか分かりません。9月13日、GO.REFORMさんから『見積のPDFが読めない』と連絡がありました。その日のうちに、長い見積が途中で切れないよう、読める行数の上限を外しています。2か月、こういうのを言われては直してきました。怒られた回数だけ、まともになったと思っています。
10月からは、協力業者3社に使ってもらいます。使いにくいところは、遠慮なく言ってください。その日に直せるものは、その日に直します。
皆さんの図面と単価は、直すときにand°の担当者が見ることはあります。GO.REFORMには見せません。ほかの会社への営業にも使いません。
元請け1社で使ってきた拾い出しAIを、次は協力業者へ。そのあとで、ほかの内装の元請けへ。この順番でいきます。」
GO.REFORMが、一緒に現場を回す各種協力会社を探しています
GO.REFORMは本社を東大阪に置き、いまは埼玉・三郷を拠点に動いています。現場は関東でも一気に増えています。今後は全国へ広げていく方針です。内装の現場に入る各種協力会社を探しています。職種は限りません。いまお付き合いのある協力業者でも、初めての会社でもかまいません。
拾い出しAIは、その会社の道具です。図面を送れば数量の下書きが出て、単価はその会社が過去に出した見積から出ます。
腕のある会社と、長く組みたい。お問い合わせは、末尾のand°の窓口へ。窓口はand°ですが、お相手はGO.REFORMです。
今後の予定 まず10月に3社。11月から使いたい会社の順に広げる
- 2026年10月 協力業者3社に、先に使ってもらいます。案内は、and°のホームページ(andinc.site)へ。道具の名前も、そこで公表します
- 2026年11月 GO.REFORMの協力業者が、使いたい会社から順に使えます。お持ちの図面で、その場でお試しください。数量が出ない図面は、出ないとお伝えします
- ほかの内装の元請けも使えるようにする時期は、改めて発表します
報道関係者の方へ 東大阪のGO.REFORM本社で、拾い出し・案件の受け渡し・進み具合の3つを実機で実演
取材は、実演の形でお受けします。場所は、東大阪のGO.REFORM本社です。当日その場で動かしてご覧いただけるのは、次の3つです。
- 図面の拾い出しAI 図面を1枚送って、数量が並び、過去の単価が並び、見積書になるまで
- LINEの案件一覧 「空いた」と送ってから、引き受けられる案件が並ぶまで
- 案件の進み具合 どの案件がどの段階に何日とまっているかを示す、日付の並びと地図
実演には、社名と住所を消した図面と、見本の単価を使います。このほか社内で使っている画面も、当日ご相談のうえお見せします。お申し込みは、末尾のand°の窓口へ。
株式会社GO.REFORMについて
- 代表者 代表取締役 田畑陽平
- 本社所在地 〒578-0951 大阪府東大阪市新庄東2-18-50
- 設立 2024年10月
- 事業内容 内装リフォームの元請け。店舗、マンション、オフィスの内装工事
- 建設業許可 大阪府知事許可(般-6)第162935号(12工種)
- 電話 06-6746-0050
株式会社and°について
- 代表者 代表取締役 石川直輝
- 所在地 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-7 東和錦町ビル401
- 設立 2025年7月7日
- 事業内容 AI導入開発(建設・内装向けの図面の拾い出しAIなど)、AI社員の配属、AIO対策、実行伴走、採用・PRの映像制作
- URL https://andinc.site
本件に関するお問い合わせ
株式会社and° 石川直輝
電話 070-8431-4346
メール pr@andinc.site
LINEは、LINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
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