高難度排水処理・再利用に貢献する耐汚染RO膜を発売

プレスリリース発表元企業:Nitto 日東電工(株)

配信日時: 2026-09-07 16:10:00

厳しい原水条件下での安定運転とメンテナンス負荷低減に貢献



日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:赤木達哉、以下Nitto)は、半導体製造をはじめとする各種産業の製造工程で発生する高難度排水の再利用に適した耐汚染RO※1膜エレメント「PRO-XR1-X-LD」を2026年9月より販売しました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/167111/2/167111-2-7a952471ab6857f18f807a2bbb9dd7ec-2592x1464.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
耐汚染RO膜エレメント「PRO-XR1-X-LD」


近年、半導体をはじめとする各種産業の成長に伴い、製造工程で使用される水量が増加しています。一方で、水資源の有効活用や環境負荷低減への要求が世界的に高まる中、排水規制の強化も背景に、産業排水の再利用ニーズが拡大しています。
RO膜は、水中の不純物を除去する分離膜として、工業用水の製造や排水再利用など幅広い用途で活用されています。特に半導体製造工程などの排水には、有機物や微粒子など膜汚染(ファウリング)の原因となる成分が多く含まれています。ファウリングが進行すると処理性能が低下し、膜の洗浄や交換頻度が増加するため、運転コストや環境負荷の増大が課題となっています。

Nittoは、こうしたお客様の課題解決に貢献するため、処理難度の高い産業用途向けRO膜エレメント「PROシリーズ」の製品ラインアップを強化しています。今回発売した「PRO-XR1-X-LD」は、高難度排水処理における膜汚染の抑制を追求した耐汚染RO膜エレメントです。
独自の表面コーティング技術と流路構造の最適化により、有機物やコロイド粒子の付着を抑制。これにより、高い不純物除去性能を維持しながらファウリングによる性能低下を抑え、高負荷な排水条件においても安定した処理性能と効率的な水回収を実現します。
また、膜洗浄頻度の低減により、従来製品比で約2倍の膜寿命延長※2を可能にします。その結果、メンテナンス負荷や運転コストの削減につながるとともに、水資源の効率的な再利用による製造プロセス全体の環境負荷低減にも貢献します。

※1 RO:Reverse Osmosis、逆浸透
※2 当社評価条件による

Nittoは、2026年5月に発表した中期経営計画において、分離膜事業を含む「グリーンテック」を成長分野の一つとして位置付けています。今後も、半導体製造をはじめとする産業分野における水処理ニーズに応える製品・ソリューションを提供し、お客様の水資源の有効活用と環境負荷低減に貢献していきます。


Nitto(日東電工株式会社)について
Nittoは1918年の創立以来培ってきた基幹技術をベースに、スマートフォンや車載ディスプレイなどの表示デバイスに不可欠な光学材料をはじめ、先端半導体材料、データセンター向け精密回路基板、医療関連製品・サービス、脱炭素ソリューションなどさまざまな製品・サービスをグローバルに提供している高機能材料メーカーです。ブランドスローガン「Innovation for Customers」のもと、世の中に「なくてはならない」価値を創出し、持続可能な地球環境、豊かな人類社会の実現に貢献することを目指します。


製品に関するお問い合わせ先:
https://form.nitto.com/jp/ja/form/inq_prod2/index.jsp?id=grou_mem_indx (Japan)
https://membranes.com/contact-us/inquiry-form/ (US)

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