海を越えてつながる、ものづくりの絆。海外の工芸ツアーご一行が、米沢伝統の「刺し子」を体験しました
プレスリリース発表元企業:プラットヨネザワ株式会社
配信日時: 2026-06-17 11:00:00
「東北地方の伝統工芸を探る」ツアーの目的地のひとつに選ばれ、海外から14名のお客さまが来訪。「米沢さしこの会」が2年連続でホストとなり、米沢伝統の刺し子づくりを体験していただきました。
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ワールド絞りネットワーク・ファウンデーション(WSNF)が主催するワークショップツアー「2026 Travel For Workshops - Japan」の目的地のひとつに山形・米沢が選ばれ、海外から訪れた14名のお客さまが伝統の「刺し子」を体験しました。刺し子の伝統と文化を次世代に保存・伝承する市民団体「米沢さしこの会」(所在地:山形県米沢市、会長 横山妙)がホストとなり、2026年5月31日(日)に刺し子のワークショップを開催。昨年から続くこの催しは、今回で2回目となります。
“地域の魅力を実力に変える”観光まちづくり法人、プラットヨネザワ株式会社(所在地:山形県米沢市、代表取締役 宮嶌浩聡)は、この活動を支援しています。
「米沢さしこの会」とは
その昔、布が大変貴重品だった時代、ほつれを繕い、傷んだ部分を補強することで衣服を長持ちさせる技術が「刺し子」の発祥とされています。さらに、厳しい冬の寒さをしのぐための保温対策としても重宝されたことで、東北を中心にその裁縫技術は発展し、美しく進化していきました。米沢では1600年代初頭に、会津地方から移り住んだ「原方衆(はらかたしゅう)」と呼ばれる人々によって「原方刺し子」という裁縫技術が誕生したと伝えられています。苦しい暮らしのなかでも、少しでも暖かく、丈夫に、美しくという想いで武家の奥方や娘たちが縫い、後の世代へと受け継がれてきたと言われています。六角形を基調とした構成と幾何学模様が、その最大の特徴です。単純な反復的ステッチとは異なり、一つの意匠の中に複数の模様が組み合わされることも多くあります。
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しかし、時が流れるとともに後継者不足が大きな課題となり、歴史的な作例の多くが失われてしまいました。そこで、このままでは失われてしまう「原方刺し子」の伝統と技術を受け継ぎ、現代の生活にも応用できる形で広く発信するとともに、次世代へ伝承・保存することを目的とした「米沢さしこの会」が2025年4月に発足しました。発足から1年余りの市民団体が、海外のツアー一行を迎えるホストを2年連続で務めたことになります。
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海外のお客さま14名が、米沢で刺し子を体験!
ワークショップは2026年5月31日(日)、伝国の杜(米沢市上杉博物館・置賜文化ホール)にて開催されました。「米沢さしこの会」のメンバーが講師となり、欧米圏を中心とする総勢14名のゲストへ「米沢さしこ」の特徴を紹介するとともに、刺し子体験キットを使った制作体験を実施しました。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117892/115/117892-115-ff8f27c2a8c7009f4d139ac04ed7beb8-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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今回制作したのは「立涌(たてわく)」という伝統的な文様です。講師の説明を聞きながら、参加者は自分たちの手で針と糸を運び、布に文様を縫い付けていきました。
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本ツアーのプロジェクト顧問による翻訳のサポートに加え、英語の図解も交えて指導が行われたことで、講師の説明が日本語であっても、参加者はスムーズにコツをつかんでいきました。約2時間のワークショップを通じて、思い思いに刺し子づくりに取り組む姿が見られました。
また、当日は「米沢さしこの会」が製作した、ひとつひとつ意匠の異なる刺し子入りのブローチやカードケースなども販売されました。複数の作品を買い求める参加者の姿もあり、針と糸で文様を描いていく難しさと楽しさを体験したからこそ、伝統工芸品としての魅力が伝わったのではないかと感じられました。
「ものづくり」を通じて生まれた、交流と絆
ワークショップが終わると、参加者から講師へ、お礼のプレゼントをひとりひとり手渡すサプライズがありました。お住まいの地域のお土産や、自らの作品を贈り、感謝の気持ちを伝える姿が見られました。[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117892/115/117892-115-76964fd0e7b41d261b11afa31e6b1627-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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ワークショップのあとは、大正時代から残る歴史的建造物・上杉伯爵邸でランチタイム。米沢の郷土料理をともに味わいながら、米沢で刺し子が盛んになった歴史的背景について話を聞いたり、ゲストとの交流を深めたりしました。
共通言語を持たずとも、ものづくりへの敬意と楽しさが確かに分かち合われた一日となりました。
針と糸を介した手仕事によって、言葉や国境を越えて人と人がつながった今回のワークショップ。今後も、「米沢さしこの会」は地域に残る伝統工芸の魅力を次世代へ受け継ぎ、国内外へ広く発信する活動を続けていきます。
そして近年、特定の伝統工芸を体験する目的で海外から人が訪れ、地域の担い手と直接交流する――こうした体験型・交流型のツアーが活況です。私たちプラットヨネザワ株式会社も、米沢に根ざした文化や手仕事の魅力を国内外へ伝えるとともに、今回のような出会いがこれからも生まれていくよう、地域の活動と連携した観光体験をお届けしてまいります。
本件のお問い合わせ先
◇米沢さしこの会 https://sashiko-y.jp/上記サイト内の「問い合わせ」フォームからご連絡ください。
【プラットヨネザワ(株)について】
会社名:プラットヨネザワ株式会社
所在地:山形県米沢市本町2丁目1-12 マチスタヂオ
代表者:代表取締役 宮嶌 浩聡
設立 :2022/4/20
事業内容:観光まちづくり法人(DMO)、観光データベースマネージメント
URL:https://www.plat-yonezawa.jp/
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