デジタルツイン設備管理プラットフォーム『MONOLIST』アップデート。設備台帳と3D点群データの連携を強化
配信日時: 2026-03-31 11:00:00
設備に紐づく点検履歴や計画の管理を効率化。施工前後の点群比較や、ビューワー上でのスペック確認もスムーズに
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3Dデジタルツイン設備管理プラットフォーム『MONOLIST(モノリス)』
株式会社エム・ソフト(本社:東京都台東区、代表取締役社長:佐藤圭介、以下「エム・ソフト」)は、設備台帳と3D点群ビューワーを統合したクラウドサービス『MONOLIST(モノリス)』において、設備情報の一元管理機能を強化するアップデートを実施いたしました。
今回のアップデートでは、現場で発生した異常や今後の点検予定を、3D空間上の各設備に直接紐付けて管理する機能を追加しました。また、施工前後の点群データを比較する複合点群表示機能や、ビューワーの操作性向上により、保守点検における情報の確認・共有をよりスムーズにすることで現場DXを加速させます。
開発の背景:3Dデータと管理情報の「分断」
プラントの保守点検やビルメンテナンス、建設現場において、3Dデータを活用した設備管理への期待が高まっています。しかし実態としては、3Dデータは閲覧するだけにとどまり、設備のスペックや点検履歴などのデータは別の台帳やシステムで管理されるといった、情報の分断が大きな課題となっていました。
このような状況では、特定の設備に異常が見つかった際、過去の経緯や今後の予定を確認するために複数のシステムを行き来して情報を探し出す手間が発生し、直感的な判断を妨げてしまうという運用上の課題もありました。
これらの課題を解決するため、今回のアップデートでは「情報の集約」と「ビューワーの利便性向上」に重点を置いた機能強化を行いました。
『MONOLIST』とは?
『MONOLIST』は、設備台帳とWeb点群ビューワーを兼ね備えたデジタルツイン設備管理プラットフォームです。現場の設備を3D空間に再現し、位置情報とスペック情報を紐付けて管理します。弊社サービス製品デジタル作業手順書『Check+(チェックプラス)』との連携により、設備の点検記録まで含めた情報の一元化が可能。現場への移動コスト削減や、保全業務の効率化をサポートします。
今回のアップデートのポイント
- 設備情報への「課題・計画」の集約
設備詳細画面に、現場での異常(課題)や今後の点検予定(シナリオ)を確認できるタブを追加。設備にまつわる情報をひとつの画面で把握可能に。
- ビューワー上での属性確認と表示最適化
点群を閲覧しながら、型番や仕様などユーザー独自の管理項目を直接確認できる機能をアップデート。画面遷移を減らし、確認作業のストレスを軽減。
- 複数データの結合表示に対応
同一座標系の複数点群データを同時に表示。施工前後の比較や、エリアごとに分かれたデータの統合管理を実現。
今後の展望
MONOLISTは、今後もユーザーの皆様のご要望を製品開発に反映し、現場の情報を直感的に活用できるプラットフォームとしての機能を強化してまいります。
エム・ソフトオフィシャルサイト:https://www.msoft.co.jp/
MONOLIST製品情報:https://pinspect.jp/monolist
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エム・ソフト 空間デジタルイノベーション室
sales_info@msoft.co.jp
参考:保全・管理の課題とアップデートの詳細
1. アイテム詳細画面への情報紐づけ機能
台帳のスペック情報だけでは現場の動的な状況が見えにくい
設備台帳でスペックを確認できても、「今、その設備に異常が起きていないか」「次にいつ点検されるのか」といった最新の状態を確認するには、別のシステムや過去の報告書を掘り起こす必要がありました。
異常や気づきを即座に共有|「課題」管理の強化
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現場で見つかった異常(課題)を、3D空間上の位置情報とセットで台帳に自動紐付け。新規登録の際は連携ツール「Check+」へスムーズに遷移できるため、文章や図面だけでは伝わりにくい現場の状況を、3D点群上の位置情報とセットで正確に記録・共有できます。
過去の履歴と今後の予定をまとめて管理|「シナリオ」一覧表示
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過去の点検記録だけでなく、今後の作業計画も「シナリオ」としてアイテム詳細画面で確認可能。点検シナリオをアイテム情報の一部として可視化し、管理の漏れを防ぎます。
2. ビューワー上での属性確認と表示最適化
3D空間での視覚情報と、管理データの照合をスムーズに行いたい
3D点群上で設備の形状を確認しながら詳細スペックを照合する際、情報の確認のために別画面へ遷移する手間や、表示されたデータが対象物の視認性を妨げるなどの課題がありました。こうした細かな操作の繰り返しが、大規模な現場における確認作業の効率に影響を及ぼしていました。
点群を見ながら詳細スペックを把握|カスタムテンプレートの閲覧
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「メーカー名」「型番」「仕様」といったユーザー独自の管理項目(カスタムテンプレート)を、点群ビューワー上の詳細画面(吹き出し)から直接閲覧できるようになりました。また、ビューワーから新規アイテムを登録する際、カスタムテンプレートを選択することも可能です。
視認性を自在にコントロール|吹き出し位置固定モード
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情報の吹き出しを画面右下に固定して表示が可能に。対象物を俯瞰しながら詳細情報を確認できるため、視認性を損なわずに作業を進められます。
3. 複数データの結合表示に対応
時期やエリアごとに分割されたデータでは、変化や全体像が捉えにくい
計測時期やエリアごとに分けて取得した複数の点群データを1つのデータとしてまとめるにはハイスペックなPC環境や編集ソフトが必要です。そのため、ビューワー上で画面を切り替えながら個々のデータを閲覧せざるを得ず、経年変化の差異やエリア間の正確な位置関係を直感的に把握することが困難でした。
施工前後や広域エリアの比較を実現
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同一座標系を持つ複数の点群データを、ビューワー上でひとつのデータとして表示したり、切り替えて比較したりできる「複合点群」機能に対応しました。
- 経年変化の可視化:同一箇所での施工前後のデータなど、異なる時期に計測したデータを比較しながら、工事の進捗や劣化を視覚的に把握できます
- 広域データの統合:エリアごとに分割して計測した点群を結合して同時に表示することで、現場全体の広範な形状を一度に確認できます。
アップデートの詳細は以上です。
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