UBE、(英)Immaterial社への出資について
配信日時: 2026-02-16 16:00:00
UBE株式会社(社長:西田祐樹、本社:東京都港区、以下「UBE」)は、Immaterial Ltd(CEO:Mohammed Khan、本社:Cambridge, United Kingdom、以下「Immaterial社」)へシリーズA2ラウンドの資金調達における出資を実行しました。Immaterial社は、高密度モノリシック金属有機構造体(m-MOFs)※1,※2 技術を用いたCO2回収技術の実用化を目指すアーリーステージの企業です。
Immaterial社は、イギリスのケンブリッジ大学発のスピンアウト企業であり、m-MOFを用いたガス分離・貯蔵技術のためのエンジニアリングソリューションの開発・製造および提供を中心に事業を展開しています。特に、世界で唯一モノリシックMOFを製造できる高度な特許技術を有しており、この技術革新によってCO2回収のためのエンジニアリングソリューションの生産性を向上させています。この技術は、CO2回収にかかる設備投資と運用コストを最低限に抑えることで、産業界の脱炭素化におけるコスト削減に貢献し、バランスシートが逼迫している排出削減困難なセクターでもCO2回収を可能にします。
UBEは「オープンイノベーションによる競争優位性の源泉となる技術の確立」を研究開発方針に掲げ、新たなスペシャリティ事業の創出に取り組んでいます。Immaterial社が社会実装を目指す高効率・高品質なCO2分離回収技術は、世界的な脱炭素化社会における高い要求を満たす事が期待されます。UBEはImmaterial社の事業開発および技術開発への支援を通じ、両社の成長と事業の確立・発展を目指します。
UBEグループでは地球環境問題への取り組みにおいて、GHG排出量の削減に努めるとともに、環境に貢献する製品や技術の開発とその実用化を推進しています。環境貢献型製品・技術、ソリューションをより多くのお客様に提供することで、社会全体のカーボンニュートラルに貢献し、UBEグループが2030年に目指す姿である「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学を中核とする企業グループ」を実現してまいります。
■Immaterial Ltdの概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/97856/table/15_1_45463cf0c2325aaefacadb68492dff8c.jpg?v=202602160815 ]
※1 金属有機構造体(MOF):金属イオンと有機配位子が規則的に結合して形成される多孔質材料。ガス吸着・分離、触媒担持などの優れた性能により、環境・エネルギー分野で注目され、2025年ノーベル化学賞受賞技術。MOFはMetal-Organic Frameworks の略。
※2 高密度モノリシック金属有機構造体(m-MOFs):従来技術の粉体MOFはペレット化が必要であったが、m-MOFsは一体型モノリス構造として合成される。高密度に充填されたm-MOFsは、体積効率が飛躍的に向上している。
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