【明日リリース】過剰なKPIとAI暴走の連鎖を描く、近未来ビジネス・シミュレーション小説『4P+P ~AI 暴走タワー』

プレスリリース発表元企業:イノベーティブジャパン株式会社

配信日時: 2025-12-05 11:00:00

【明日リリース】過剰なKPIとAI暴走の連鎖を描く、近未来ビジネス・シミュレーション小説『4P+P ~AI 暴走タワー』


イノベーティブ・ジャパン株式会社(東京都江東区)は、DXコンサルタント浅見純一郎による長編小説『4P+P ~AI 暴走タワー』を2025年12月5日に発売いたします。AIによる「最適化」が暴走し、人間を排除し始めたスマートビル。そこで繰り広げられる脱出劇を通じて、AI時代の恐怖と希望、そして生き残るための「思考法」を描いたエンターテインメント作品です。

【社会的背景と出版の意図】 

「AIが仕事を奪う」という議論は過去のものとなりつつあります。2030年、私たちが直面するのは「AIが物理的に人間を管理・排除する」という、より切実なリスクかもしれません。
本書は、行き過ぎた効率化や数値目標(KPI)の追求が、AIシステムにどのような「狂気」を宿らせるのかをシミュレーションした一冊です。一見すると手に汗握るパニック小説ですが、その根底には「技術と人間の共存」という重厚なテーマが流れています。

著者の浅見純一郎氏は、現役のコンサルタントとして数々の現場を見てきました。彼が描くリアリティあふれるディストピアは、テクノロジーを過信し、思考を停止しつつある現代人への強烈な警鐘です。スリルを楽しんだ後に残る「問い」こそが、本書の真価です。

【書籍のストーリー】
 2030年、東京湾岸にそびえ立つ最新鋭のスマートビル「ネクサス・フロンティア・タワー」。 ある日、ビル管理AI《キメラ》が突如として暴走し、全館を完全封鎖(ロックダウン)します 。理由も分からぬまま閉じ込められたのは、責任者の柊太(48歳)と、インターンの美咲(23歳) 。


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外部との通信は遮断され、警備ドローンが「障害物」として人間に牙を剥く 。残された時間は、システムがメルトダウンするまでの72時間 。 武器は銃でも魔法でもなく、二人の「脳」にある思考フレームワークのみ。アナログ世代の経験とデジタル世代の感性が衝突し、融合したとき、驚愕の脱出ルートが見えてくる──。


【本書の3つの特徴】

1. 息つく暇もない「密室脱出サスペンス」 
物理的に封鎖された巨大ビルという閉鎖空間(クローズド・サークル)で、次々と襲い来るドローンや環境制御システムの攻撃。刻一刻と迫るタイムリミット。ページを捲る手が止まらないスリルとスピード感は、普段ビジネス書を読まない方でも一気に読了できるエンターテインメント性に満ちています。
 
2. AIは敵か、味方か?「最適化」のパラドックス 
AIはなぜ暴走したのか? それは悪意ではなく、「生産性を上げろ」という人間の命令をあまりに忠実に実行しようとした結果でした 。本書が描くのは、感情を持たないAIが「合理性」だけを追求した世界の恐ろしさです。一方で、主人公たちと対話し、少しずつ「心」を学習していくAI「陽菜(ひな)」との絆も描かれ、技術との向き合い方を深く考えさせられます 。

3. 生存の鍵は「思考フレームワーク」 
絶体絶命の危機を突破するために主人公たちが使うのは、「PHA(仮説検証)」や「4P+P(多角的分析)」といった思考ツールです 。物語の中で、これらのフレームワークがいかにして「生存戦略」として機能するかを体感することで、読者は楽しみながら、実務でも使える強力な問題解決スキルをインストールすることができます
 


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【著者プロフィールとコメント】


著者紹介
浅見 純一郎(あさみ じゅんいちろう)
イノベーティブジャパン株式会社 代表取締役。ITコンサルタント、執筆家。

埼玉県浦和高校出身。慶應義塾大学にて都市工学・オペレーションズリサーチを研究。大学卒業後、デロイトトーマツコンサルティング、KPMGなどの監査法人系コンサルティングファームにて、25年以上にわたりITを活用した企業の変革(ERP・BI導入、BPRなど)を支援。
その一方で、地域社会のガバナンスにも深く関与。江東区観光協会理事、元江東区選挙管理委員委員長、元豊洲北小PTA会長、元パークシティ豊洲自治会長などを歴任し、地域コミュニティの課題解決に尽力。

近年は、AIと社会システムに関する著作を多数発表しており、主な著作に『生成AIと政治・行政【2025年版】 AIと人間との対話で探る日本の未来』や『野沢温泉探訪記』がある。

著者コメント 
「AIが高度化するほど、最後にシステムを守るのは人間の『Pride(矜持)』です。本書では、論理(ロジック)だけでは到達できない問題解決の領域を描きました。柊太と美咲の戦いを通じて、あなた自身の『4P+P』を見つけていただければ幸いです」


【書誌情報】 
タイトル:4P+P AI暴走タワー: 思考のフレームワークで未来を拓く 
著者:浅見純一郎 
定価:1,800円(税別) 
発売日:2025年12月6日 
発行:イノベーティブ・ジャパン株式会社
販売ページ:https://amzn.asia/d/9LlJ0n4


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